【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

死と生と!

※エゾハルゼミが鳴き始めた。ただ、例年の「全山蝉しぐれ」とは違う。「岩に染み入る」ほどの豪雨じゃない!。…と、突然飛んできたエゾハルゼミが窓外で妙な動きになった。

※蜘蛛の巣に翅を取られたのである。蝉は逃れようともがく。その振動が糸を伝わって家主の蜘蛛へ。すぐに血に飢えた家主が跳び出て来た。後は写真の如くである。その間20秒。
※獲物を糸でぐるぐる巻きにする姿を、息を呑んで見つめてた。一瞬のミスがエゾハルゼミの命を奪った。そして、その一瞬のミスが蜘蛛に生きるエネルギ−をもたらした。

(ハイマツの若芽がちょこんと赤い帽子を被ってる。赤ちゃんの100日参りみたいだ)


※自然は残酷でもある。が、一方で周囲に目をやれば霜予報の中でもハイマツの若芽は赤い帽子を被り、レンゲツツジは燃える口を開いてる。ペットボトルの風車も薫風と遊んでる。



※やれやれ、死と生にまつわる時間と言う摩訶不思議なもの。やはり時間はアインシュタインが指摘したように伸び縮みするんだろうか。

※だとしたら、彼が指摘したほど小さく伸縮するんじゃなく、もっとどでかくしてほしい。今後の世界と日本、いや地球と人類の「死と生」をこの目で見てみたいもんだ。



(ペットボトルで作った風車は写真だと止まってしまう。時間が止まるんだ)

★すったもんだの結果、今日歴史的米朝首脳会談が行われる。両者とも目立ちたがり屋でコンプレックスの塊、遠吠えの名手だから何が起こるかわからないが、何とかソフトランディングとなるんじゃないか、もしかしたら、もっとサプライズがあるかもしれない。



★ともかく平和への道しるべの第一歩となることを期待してる。もっとも「オレの手柄だ、ノーベル賞だ!」と、トランプに吼えられるのはカンベンしてほしいが・・・。