【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「黒い雪」

※いやなに、天から「黒い雪が降ってきた」という話じゃない。先週、道路の氷を重機が砕いて積み上げた、というだけの話である。ただ、こんな「黒い雪の壁」になったのは移住以来初めてだ。それも1箇所にとどまらず、数か所もあったっ!

 

f:id:numapy:20190311104100j:plain

 

※もしかしたら、重機のオペレーターが替わったせいかしれぬ。または、道路に積もった泥やアスファルト、またはロシアの山林火災で飛んできた煤などの残滓かもしれぬ。いずれにせよ、白い筈の雪がここまで黒く積み上げられると気持が萎える。

 

f:id:numapy:20190311104317j:plain

※しかも、「安保法制違憲訴訟弁護団」から届いた封書が、萎えた気持に更に輪をかけた。そこには札幌地裁が「原告側が申請した証人尋問を行うかどうか、判断を示さずに弁論を終結した」とあった。

 

※「やっぱりなぁ」。予想したとおり、違憲判断先送り、または「国政に加担する裁判ありき」だ。弁護団は早速、裁判所への抗議ハガキ郵送を主導した。モチロン、抗議ハガキはその日のうちに郵送したが、それにしてもこんなに予想が当たるとは・・・。

 

f:id:numapy:20190311104722j:plain

 

※同様の提訴を受けてる全国22地裁、25件の違憲訴訟も同じ状態なんだろうか?実は前回は傍聴券の抽選に外れ、傍聴できなかった。次回は「第7回口頭弁論」が4月26日に行われる予定だ。釧路地裁でも同様の終結宣言が行われるのだろうか?この「黒い霧」ならぬ「黒い雪」に塗れた「忖度裁判」を最後まで見届けなければ、死ぬにも死ねない。

 

★昨日は東北大震災8周年だった。特に被害を受けたわけじゃなかった自分でさえ、当日のシーンを鮮明に覚えてるのだから、被災地や被災者はどんな思いだろう。さらに福島原発の二次災害を受け続けてる人々は、どんなに無念だろう。祈りを捧げるしかない!