※最近、愛猫クルルの辞典に新しい言葉が加わった。“テレビ”である。動物番組の画面を指さして、大声で“テレビ!”、と言うと、画面を喰い入るように見つめるようになったのである。時には薄型ブラウン管の後ろに回り、映像をチェックすることもある。
(片思いの愛情のやり場に困ってる)
※もうひとつ、新しい行動形態を発見した。クマの人形「クマラちゃん」に愛情とも思える行動をとるようになったのだ。これまでは見向きもしなかったのに、抱き寄せてペロペロ舐めたり、寄り添うように身を寄せたりする。クルルに何が起きたんだろう?
(出窓の陽だまりでぬくぬく愛情交換。窓のビニールは結露防止シート)
※米オレゴン州立大学研究チームは、『イヌに比べてネコは気難しく飼い主のことに興味がない』----と言う常識は間違いで、『ネコもイヌと同じように生物の種を超えた絆を絆を育む能力がある』ことを、実験で証明したという。
※それにしても、クルルの行動は異常だ。「クマラちゃん」は、人間じゃないし、ましてや、生物でもないからだ。もしかしたらクルルには、イスラエルの歴史学者「ユヴァル・ノア・ハラリ」が、著書「サピエンス全史」で主張する【認知革命】が起こったのかもしれない。
※彼は、わずか7万年程前まで哺乳類の一種に過ぎなかったホモ・サピエンスが、突然変異でコミュニケーション能力を獲得、お互い『協力』することで急激な進化を遂げてインターネットで世界を繋ぎ、月の裏側にロケットを飛ばすようになったと主張する。
※クルルはもしかしたら、その【認知革命】を獲得した突然変異のネコかもしれない。
何しろ今じゃ20位の言語の意味を報酬(餌・おやつ)なしに獲得してるんだから。親バカを恥じずに言うと、7万年後には「猫ではなくなったクルルの子孫」が、アベシンゾーの子孫を怒鳴りつけてるかもしれない。
※『責任取る気もないのに口先ばかりでヘラヘラする君は、トランプの子孫同様、人類のクズだっ!」。が、残念ながらクルルには【認知革命】の遺伝子を残す能力が無いっ!(あっ、アベシンゾーにも子孫は居ないかぁ・・)
※ともかく、「ひょっとしたら、ネコが猫でなくなる日が来るかもしれない。我々人類がそうだったように、だ」。将来は「猿の惑星」ならぬ、「「猫の惑星」になるんだろうか?