【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「1111111111」この数字、なぁ~んだ?

 

※「彼らには“時間”という概念がないンですね」。約一万年前の人類大移動の軌跡を自転車で辿った「グレートジャーニー」を終えた医師・冒険家の関野吉晴は語った。

 

※アマゾンの奥地で遭遇した原住民、ヤノマミ族のことである。「朝目が覚まし、食べて、夜寝る。それが彼らの暮らし。そこに“時間”と言うものは存在してません」。

 

f:id:numapy:20191118101850j:plain

(猫にだって時間感覚はある。夕食前20分、ジッと修行僧のように我慢の顔になる)

 

※「時間に追い回される現代人より、はるかにシアワセそうに思えました」。彼はそうも語った。そう、我々現代人は如何に時間に支配されていることか!愛猫クルルだってそうだ。夕食の時間が17:00と決まってて、16:30ぐらいになるとソワソワし始める。16:50ぐらいはもはや「ジッと我慢の子」。修行僧瞑想のような貌になる。

 

 

※この日は11月11日だった。愛猫クルルが暖かいストーブの前で大の字に寝てるのを横目に、自分は「ジッと我慢の子」だった。「1」と言う数字が重なるデジタル時計の写真を撮りたかったからだ。と言うのも、11月11日は「麺の日」「鮭の日」など、一年で二番目に記念日の多い日だが、最も世界的なのは【第一次世界大戦停戦記念日】(世界世界平和デー)。何千万人も死んだ戦争のことを忘れてましたじゃ済まされない。

 

f:id:numapy:20191118102439j:plain

(右上21.6℃は室温。室外に置いて調整を図れば「1」が13桁になったかもしれない)

 

※ジタル時計は無表情に秒を刻む。「今だっ!カシャッ!」時を止めると同時に、時に支配されてる自分を感じた。現代人はもはや時間のない世界には戻れない。それどころか益々スピードアップを図ってる。人類は時速何千キロまでスピードアップを希むのか?

※「桜観るかい?」を主宰し、秒単位で写真撮影に駆け回ってたシンゾー君。君がそんな哲学的なことを考えてるとは夢にも思わんが、それでも敢えて・・・我が国の未来はどうなるのか、答えて欲しい。

 

f:id:numapy:20191119062844j:plain

★昨日午後、ついに初雪!5cmほどの積雪となった。やれやれ、いよいよ冬本番だ。