【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ふたつの“むち”」

(活火山「雌阿寒岳」。中央から白い噴煙が上がってる)

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※年が明けてからはや、3週間。遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。今年は思ったよりもはるかに暖冬、小雪、自分にとってはウレシイ限りだけど、除雪・排雪業者は大変だ。世の中、複雑な糸で絡み合ってると改めて再認識した次第です。

 

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(-15℃ほどで川岸近くの樹にできる霧氷。今年はあまりきれいじゃない)

 

※そう言えば、昨年年末には「トランプのことも、習近平のことも、プーチンのことも、金正恩のことも、ことにシンゾーのことも忘れて、ぼんやり、ゆっくりした年末年始を過ごしたい」と書いたけど、彼らは全くそういう時間をくれなかった。

 

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(川の中でカラダを休める特別天然記念物「タンチョウ」)

 

※むしろ戦争の恐怖と不安を世界中にばら撒き、民主主義が音を立てて崩れゆく姿を剥き出しにした。そんな折、加藤節成蹊大名誉教授の【ふたつの“むち”】というコラムを発見。世界、ことに日本に広がる「無知」と「無恥」。なるほど、と思いましたねぇ。

 

 

※この【ふたつの“むち”】を、人事を握られてる「ヒラメ官僚」が忖度し、日本の“民主主義は根腐れを起こしている“というワケです。年末年始で救われたのは、愛猫「クルル」の爆睡と、この「ふたつの“むち”」という言葉だけだった。

 

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(時間さえあれば爆睡するクルル。あられもない姿だ)

 

※こうした自分の手が届かない困難に直面した時、ホモ・サピエンスはどうして来たか?手を合わせて祈るのみだった。救ってくれるのは、どこかにおられる「神」のみだった。だから初詣には行かなかったけど、時間があれば家の中で祈ることにした。

 

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(今年はおせちを作らない予定だったが、「ウニ」を貰ったのでつくることに)

 

※というわけで、今年は祈り多き年になりそうです。10年先どころか、1年先も読めない。そんな不安がはびこる社会で、ヒトは安心して生きていけるんだろうか?やはり、平穏を「神」に祈るしかないっ!老骨に「むち」打って、祈る一年にする積りです。

 

※本年もご愛読のほど、よろしくお願いいたします。