【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「色いろいろ」

※氷は「氷という一種類」と思ってはいないだろうか?実は最新のデータでは氷は17種類もあるんだそうだ。中には「熱い氷」もあるそうな。水の成分やら、生製過程での圧やら、科学的に難しい分類は別にして、日常生活の中でもいろいろな氷を体験できる。

 

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(暴風雪で視界不良!) 

 

※「透明アイス」「ホワイトアイス」「ブルーアイス」「ブラックアイス」。言われてみればそうだなぁ。かき氷の氷とスケートリンクの氷は明らかに違う。考えてみればみれば、雪にだって同じことが・・。「白銀」でひと纏めにできるほど単純じゃない。

 

※「パウダースノー」もあれば「ザラメ雪」もある。「ブルースノー」もあれば「ブラックスノー」だってある。最近南極じゃ血の色の「赤い雪」が観測されたそうだ。

 

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(業者除雪前の準備。掻いた雪の高さは80㎝ほどに積みあがった)

 

※今回、道東及び阿寒に60cm~1mも積もったドカ雪は、水分たっぷりの重い「ブルースノー」だった。モチロン、表面が青い訳じゃない。だが、スコップでチョッと掘ると、仄かに薄い水色が息を潜めてる。まさに神秘的!雪搔きの癒しはこれに尽きる。

 

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※ともかく自然はかくも多様性に満ちており、想像を絶するいろいろな色が存在する。では、この男の色はどうなんだろう?言わずもがなのアベシンゾーだ。察するところ、脳内は「空白」、肚は「どす黒」か。う~む、間違いなく2色はあるなぁ・・・。

 

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(道路側から。高さ5mはある) 

★最後に大正ロマンを代表する俳人、杉田久女の一句を。

・花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ

う~む、何とも言えぬ色っぽく、艶っぽい句だなぁ・・・。