【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「巣籠りジンギスカン」

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※ともかくこんな時代だ。何に楽しみを見付けるか?時代に置いてけぼりを食った老爺

には、テレビのほか死ぬまでに3000食ぐらいしか残ってない食事しかあるまい。そこで恰好の食事を見付けた。北海道名物「ジンギスカン」だ。幸いSattちゃんから貰った大量のアイヌネギ(ギョウジャニンニク)がある。

 

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※というワケで、暫くぶりのジンギスカン。肉はラム、玉ねぎに白菜、シイタケ、モヤシを山盛りに。そこへ有り余るアイヌネギ(ギョウジャニンニク)。どんなに食べようと、明日人に会うわけじゃない。生きの匂いは気にしないで構わない。

 

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(一家に一台はあるジンギスカン鍋。部屋の中じゃ煙が立ちすぎる)

 

※で、久し振りに焼酎のお湯割りを飲んだ。いやぁ、五臓六腑に染み渡る。しあわせ~っ。テレビじゃ、コロナ感染の深刻さを口角泡を飛ばして議論してるが、もう何か月前からの話だ。今日はもういい。トランプもアベも消え失せろ!

 

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※番組に耳は行かず、北海道名産の「ベルの成吉思汗のたれ」につけ、口の中に放り込む。うう~む満足。耳下腺のあたりがからギュウギュウ唾が沸きだしてきて、痛いほどの反応がある。あと何回、この刺激を味わうことができるだろうか?

 

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フキノトウ兄妹。どちらが雌雄かわからない)

 

※ようやく春がやってきた。大地から草が萌え始めた。柳もこの数日で目を出しはじめた。「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けと如くに」毎朝、石川啄木の歌が湧いてくる。「巣籠り」は、あと一か月ほど続くらしい。ま、ともかく他人に染す恐怖だけは味わいたくない。とすれば、山菜採りぐらいしか楽しみはないかっ!

 

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(あと10日ほどで桜が咲く。これからは恵みの季節。コロナなんかに負けてらんない)