【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「人口減少時代」

加藤登紀子が♪知床~の岬に~♪なんて♪知床旅情♪を歌ってた頃、日本の人口が減っていく・・・なんて思いもしなかった。もう少しイマジネーションを働かせればすぐに思い当たったことだったのに、だ~れも想像だにしなかった。

 

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※いや、だ~れもというのはチョッと違う。少なくとも優秀な役人たちは、懸念してたに違いない。ただ、表ざたにはしなかった。というわけで、いまや日本は人口の大減少期の真っただ中にある。中国も減少期だというが、それでも世界人口は増え続けてる。

 

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(蕗は手をいれないとすぐに巨大になる!)

 

※2000年には、20万人を超えてた釧路市も、いまは16万人台。苫小牧に抜かれて北海道6番目の都市になった。阿寒に至っては2006年には6600人いた人が、今5000人を割ってると言う。つまり、オイラの移住時から1600人以上の人口が流失したわけだ。

※15年ほど前、ある句会で友人がこんな句を作った。評価は高かった。

・訪ねれば夏草だけの住所かな

当然、オイラも評点を入れた。ほんの軽い気持だったが、それが阿寒だけじゃなく列島至るところで現実になりつつある。

 

※ポストコロナは、どんな時代になるのか?どんな社会になるのか?メディアはだ~れも正確には分らないという。多分、今度こそ本当にわかんないんだろう。ただどうもこれだけは言えそうだ。若い世代が、地方移住本気で考え始めたということ。

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(ジャガイモもでかくなりすぎたのがあるでよーっ)

 

※そしてそれには、ITが多大なる寄与をしそうだ、ということ。「そうそう若者よ、東京じゃなく地方をめざせ」とオイラが叫んでも説得力はないのだが・・・・