【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「『記憶力』と『忘却力』」

※三月ほど前から、3年ぶりにウォーキングを再開した。と言っても、「散歩」と言うほうが的確かもしれない。。何しろ片道1㎞を20分・・大股・速足の「Walking」とは程遠い。それでも、躓いて転びそうになったり、脹脛が吊ったりする。

 

※やれやれ、これが加齢と言う奴か?だが、新しい発見もある。スピードを必死で追いかけてた「Walking」時代と違い、時々歩を休めて鶯の遠音に耳を傾けたり、郭公に背を押されたりするのもいい。何しろコロナ禍の心配はないし、時間はたっぷりある。

 

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(これは知ってる。ピンクの石楠花)

 

※もっとも、哀しい発見もあった。道端の草花の名前を知らなすぎるうえに、知ってたはずの木の名前を思いだせない。咽喉元まで出かかってるんだが・・・「あれ、あれ、え~と何の木だったっけか?ハキ・・・ハタ・・ハルニレ・・う~ん」

 

※帰宅して同居人に質問する。「あの木、何だったっけ、あの白い花を沢山つける木、ほら、牧場にいく山の右側に沢山生えてる木。毎年、今頃花を咲かせる・・・」。モチロン、同居人には伝わらない。「何いってんのっ、わかんないよっ!」

 

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(何の花かワカラナイ。同居人も頚かしげるばかり)

 

※元ボスは言った。「記憶力と忘却力はセットだ」。楽しいことを記憶し、嫌なことを忘れるためには「力」がいるというわけだ。ご心配はいりません。当方、記憶力が薄れると同時に、忘却力も薄れてきます。自然に薄れているんです。

 

 

※その証拠に、ここ何年かの間に発生した大規模自然災害、現政権が行ってきた悪政の数々などが、昭和の彼方へ自然に薄れてしまってるんです。悔しいけど!と、ここまで書いて来て突然、先ほどの木の名を思いだした。「ハシドイ」だっ!釧路市の木だ!

 

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(ハシドイ:ライラック(ムラサキハシドイ)と同属。日本では北海道が主産地)

 

※ヤッタ~ッ!ホラ、こういうこともある。政権に対しても、今は忘れつつあるけど、言われれば再認は可能だ。記憶再生も絶対あるだろう!必ず記憶力を高め、忘却力を抑えておくから、臨時国会、待ってろよ!