【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ネーミング」

※写真は今から20日ほど前に撮った写真だ。「ミヤママタタビ」というマタタビ科の葉。ピンクと緑の2色で構成される不思議な葉だ。例年だともっと鮮やかなんだけど、今年は観察がチョッと遅かったので、褪せて虫食いだらけになっちゃった。

 

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※それにしても、当地には「ミヤマ」や「エゾ」、「ヤマ」がくっつくネーミングの生き物が多い。「ミヤマカラスアゲハ」や「ミヤマモンシロチョウ」、「エゾギク」「エゾマツ」「エゾシカ」。そして、「ヤマウド」や「ヤマオヤジ」(羆)・・・

 

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※きっと、本州とは種や生態系がチョッと違ってるからに違いない。▼「ヒトはモノに名前をつけることから始まる」。ある学者はそう言った。確かにモノに名前が付けられなかったら、どうなっていたんだろう、この世の中は。

 

立憲民主党と国民民主党の合流が、党名でもめてたという。結局、選挙で党名を決めるということで決着がついたらしいが、よく見れば両党とも「民主党」というネーミングだ。それどころか、驚くことに「自由民主党」にも「民主党」が幅を利かせてる。

 

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(ミヤマアゲハもあるのかと、調べてみたが「アゲハ」はなかった)

 

※二大政党制のアメリカには、「共和党」、「民主党」という決定的なネーミングの違いがあるが、どうやら我が国では与党と野党の大きな違いは曖昧だ。いっそのこと、野党新党のネーミングを、旧来の「民主党」に戻したらどうか?「真民主党」でもいい。

 

※ただ、歴代最多連続在職日数のシンゾー政権のような「看板方式」は避けるべきだ。かつて、「国難突破解散」と銘打って解散をしたシンゾー政権。掲げる看板は数知れない。開催を逃げまくる臨時国会のネーミングは果たして、どんな看板にするのか?

 

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(ミヤマカラスアゲハを惹きつける紫カザブランカ

 

※「コロナ国会」、「経済国難突破国会」はてまた、「総理疑惑総決算国会」・・・そんな看板方式に対抗するために、新党はどんなネーミングで、どんな秘策を持ち得るのか?興味がある。また、シンゾー応援団長田崎史郎のコメントにも興味津々だ。