【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「トリ頭」

※ある時、車のキーをどこかへ置き忘れた時同居人がつぶやいた。「トリ頭なんだから・・・」。その意味がわからず正すと、「ニワトリは三歩いているうちに前のことを忘れてしまう」なんだそうだ。う~む正しいなぁ。

 

※当時は、「エビングハウス忘却曲線」とか「忘却力(忘れることも力がいる)」などと茶化してたが、最近は「忘却曲線」が以前と比べてはるかに頻繁に、そしてスピードを増した。認知症などのニュースを聞くと、冗談で笑って済まされない実感がある。

 

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※で、脳の血流を良くするサプリメントに一縷の希望を託すことにした。だが本当にこれである程度予防、もしくは進行スピードを抑えられるんだろうか?手に入れた安心感と同時に、チョッピリ不安でもある。コロナのワクチンと同じだろうか?

 

※それにしても上手い手口を考えたものだ。1976年、ロッキード事件で国会に召喚された政商「小佐野賢治」は、『記憶にございません』を連発した。正式には『記憶(が)ございません』や『記憶がありません』だったようだが『記憶にないんじゃ、追及のしようがない!』

 

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※この言葉は、その後日常生活の中でもとぼける時の常套文句になり、政治家や官僚が不都合な質問を受けた際、逃げ口上の枕詞となってる。今年になってから何百回耳にしたことだろう。ことに官僚はが極めて高いIQの持ち主なのに、結構「トリ頭」なんだ。

★な~んだオイラと同じじゃないかっ!

 

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※残雪の中にフキノトウを見付けた。植物は時期を忘れない。「トリ頭」じゃないっ!政治家や一部の官僚はひょっとしたら、植物より頭が悪いんかもしれない。悪だくみや悪知恵は、植物よりはるかに働くのに・・・・・・・