【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「”アベ”ロパシー」

※廃農の牧場に菜の花みたいな花がびっしりと咲いてる。北米原帰化植物セイタカアワダチソウ」の群落だ。第二次世界大戦以後、爆発的にひろがったという。養蜂業者が積極的に種を散布したとの説もあるが、ともかく繁殖力は強烈だった。

 

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※強烈な繁殖力には原因があった。根から周囲の植物の成長を抑制する科学物質を分泌、ススキなどを駆逐する『アレロパシー』が、彼らのサバイバル戦略であることだ。この『アレロパシー』によって、様々な植物が衰退に追い込まれた。

 

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自民党総裁戦が電波ジャックをしてる。「モリ・カケ」「桜を見る会」などの再調査はできるのか?「シンゾー・スカ」路線からの脱却はなるのか?メディアはこう伝える。「アベ元首相への”気遣い”からか、再調査は不必要との発言が多いですねぇ」

 

※確かに野田聖子を除いて、誰もがはっきり言わない。シンゾーが地下で発する化学物質の効果が徐々に候補者に効いてきたのだ。何だか結果は見えてるような気もする。これじゃぁまるで「アレロパシー」ならぬ、『”アベ”ロパシー』じゃないかっ!

 

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※が、「セイタカアワダチソウ」のサバイバル戦略にも死角はある。「セイタカアワダチソウ」が一面の群落になった時、成長は鈍るんだという。セイタカアワダチソウの勢いが衰えてきた土地には、ススキなどの植物が再び勢力を取り戻しつつあるという。

 

(自生するホップ)

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※もしかしたら、我々市民も、そうした長い目で物事を見ていかなければならないのかも知れない。私事ですが、昨日、喜寿を迎えました。「喜寿」・・・単純に喜んでいいのか、それとも行く先を考えるのか・・・複雑な気持ちだなぁ。