※「足跡」を「あしあと」と読むか?「そくせき」と読むか?「あしあと」なら歩いた後に残る足の跡や履物の形。「そくせき」なら人生の航跡、と辞書は言う。だから、動物が歩いた跡は「あしあと」。「そくせき」とは余り言わない。
(特別天然記念物タンチョウの足跡。餌を貰いに来る)
※極寒の雪原は、冬でも活発に活動する(活動せざるを得ない?)野生の動物たちの生けるキャンバスだ。エゾシカ、タンチョウ、キタキツネ、エゾリス・・・タヌキやアナグマ、ウサギなどの「あしあと」だらけだ。皆、正直な絵を雪原に描いてる。
(エゾシカやらキタキツネやらエゾリスやら・・・雪原のキャンバスは雄弁だ)
※流石にヒグマの「あしあと」は見かけないが、何やら正体の知れぬ「あしあと」もあって、いずれにせよ、雪原は野生動物たちの生命活動を活写する貴重なキャンバス。彼らの生態をイキイキと想像させてくれて、コロナで荒んだ心を癒してくれる。
(この棒で書いたような足跡は、正体不明だ。ちょっと珍しい)
※そうした動物たちと違って、「足跡」を無理矢理「そくせき」にしたい輩達が、世界中にいる。アメリカでいえばトランプ。日本ではシンゾー。プーチンや習近平、金正恩などは、さしずめその代表例だ。「己がそくせき」を誇りたい輩といっていiだろう。
(エゾシカ一家が縦隊で通り抜けていったようだ)
※アベシンゾーが現政権に「アベノミクス」継承を迫ってるという。また、ロシア外交でも継承圧力をかけてるという。トランプはすでに決着のついた結果に、「選挙に不正があった」と異議を主張し続け、次期大統領選出馬に向けて動き出した。
※プーチン、習近平、金正恩に至っては、「己がそくせき」を見せるために戦争の可能性まで持ちだす有様だ。「そくせき」は、余程尊敬できる人物でない限り、見たくない。が、「そくせき」を見せたい奴は、お構いなしだ。
(丸々と太ったキタキツネが姿を表した。どこで、何を食べてるんだろう?)
※動物は期せずして「あしあと」を残す。が、シンゾーらは、力技で「自分は正しい」、と「己がそくせき」を歴史に刻みたがる。この性癖、何とかならんかねぇ・・。世界何十億の人だって、それぞれの美しく絵になる「足跡」を刻んでるんだから・・。