【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「希望の芽」

 

※今年は、不安とシンパイだらけの春だが、身近なシンパイのひとつにオンコ(イチイ)の立ち枯れ不安があった。冬場、エゾ鹿にやられたせいか、どんどん葉が落ちて骨と皮だけになり、幹は丸裸に!「ダメかもしれんなぁ」。友人は諦め顔で言った。

 

(毛が抜け落ちた禿げ頭のよう・・16年同居するオンコの樹)

 

※まるで、自分の近未来を見てるようだ。「指を咥えてちゃダメだ!」福寿草が咲いたのを機に牛糞を施肥、連日必死に水遣りを続けた。周囲が猛スピードで緑化してくのに変化なし。むしろ、少し付いてた葉が抜け落ちて「ちびまる子の友藏」の頭のようだ。

 

福寿草の福坊主)

(あと1週間ほどで開花しそうなエゾヤマザクラ

 

※が、昨日チョッとだけ気になる変化が。新芽らしき「芽」が空を目指してる様子なのだ。望みを持ちたくなるのが人情だ。ガンバレ、「希望の芽」!諦めるな!キミの復活には、オイラの体調不安と日本経済、それにウクライナ戦争の反撃成功がかかってる!

 

(ペペロンチーノが楽しみのアイヌネギギョウジャニンニクの群落)

(蕗の花)

(開花し始めたオオバナノエンレイソウ

ニリンソウ

 

※「希望の芽」がなんとか生き残りますように。そして当地の自然がイキイキとした夏を迎えられますように。そして、最後にウクライナの人々、ウクライナ軍に栄光が齎されますように。ただただ、手を合わせるしか能のない自分に、無力感を感じつつ・・・

 

(例年通りハシブトガラスが営巣。すでに抱卵してるようだ。クワバラ、クワバラ!)