【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ダイバー・シティ」

 

(この写真の中に、どれだけの生き物がいるかワカラナイ。多様性に満ちてる)

(オオイタドリの新芽。天婦羅にすると美味いという)


※クルーザーが波を蹴立てて海を走ってた。中心には東京都知事に就任したての小池百合子がいる。アナウンサーは「オリンピックボート会場を決めるため、新都知事が現地を視察してます」と、コーフン気味に叫んでた。

 

(タカさんが食べるかい?と持ちこんでくれた椎茸。雨で急に大きくなっちゃったと)

(もしかしたら、20Kgはあったかも。あちらこちらにおすそ分け)

 

※小池は陸に戻った後、「ダイバーシティが重要だと思います。これからよく考えます」とコメント、颯爽と去っていった。「ん?『ダイバー・シティ』?何のこっちゃ?五輪後に『ダイバー達が集まる都市』をつくるンかいな?モッタイナイっ!」

 

(クルルも匂いに引き寄せられて・・流石に食べはしなかった)

 

※「ダイバーシティ=多様性」と知ったのはその後暫く経ってからだ。いやはや、お恥ずかしい!でもなぁ、小池君、「生き物の多様性なら『シティ』よりも『カントリー』のほうがよっぽど多いぜ」。道東は少ないとはいえ、物凄い数の生き物が生活してる。

 

(は~い、こっちを向いて~。この1本、1本がそれぞれ違う個体だ)

 

※人もいれば、羆も鹿も狐も猫もいる。鶯もいれば啄木鳥や鶏白鳥や鶴もいる。なんてったって牛、馬、豚、それに蝶や蝉・・・・・・植物や茸に至っちゃどのくらい『多様性』があるか誰も分かりゃしない!

 

(椎茸ステーキと豚バラ焼肉をジンギスカンのタレで・・。美味しかった)

 

※こう思えたのは「ダイバーシティ」を「ダイバー・シティ」と勘違いしたおかげだ。考えてみれば、「多様性」はあらゆる事象の根源じゃないか?アイヌは二千年前からそこに気づいてた!プーチンは未だにそこに気づいてない・・・果てしない愚者だ。

 

(タンポポの綿毛畑。この先彼らはどう散らばるのか?連れ去られたウクライナ人は?)