【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「アーバン・フォックス」

(じゃれあいながら、夕陽の中をやってきた)

(くつろいで・・・)

※突然、二匹のキタキツネが庭に現れた。いつもの成人キツネと違って、ひと回り小さい。どうやら今年生まれた生後2カ月半ぐらいの若キツネのようだ。去年の子らは斜向かいの公営住宅跡地を遊び場にしてたが、今年はどうもウチの庭が気にいったようだ。

 

(寝ちゃった)

※ニュースによると最近、北海道に限らず、全国の都市で空き家やマンションの床下などを巣にする野生のキツネが増えてるようだ。人間を怖がらない野生のキツネ。彼らを『アーバン・フォックス」と言う。「キツネのシティボーイ」というわけだ。

(初カラスアゲハ)

※「シティボーイ」はキタキツネだけじゃない。街中に長期滞在するエゾシカや、犬のように懐いたエゾリスも増えた。極め付きは羆だ。札幌じゃ市街地のあちらこちらで目撃情報が。知床の羅臼町じゃ町の中心部を闊歩する巨大な羆がカメラに収められてる。

(手から餌を貰う。頭撫でても、尻尾握っても平気)

※人との遭遇を怖がらない、これらの羆は新世代クマと言われてるが、「アーバン・ベア」といってもいいだろう。事件も度々起きるようになった。去年6月18日の札幌の中心部で、男女4人が羆に襲われて重軽傷を負った。その様子を防犯カメラが捉えた。

 

(野生のハマナス群落)

 

※流石に道民の殆どが改めて、野生動物との距離を考えるようになった。ウクライナ戦争が始まるとロシアとの距離も考えるようになったに違いない。何しろロシアは、「隣国」である。根室納沙布岬から2.7㎞ほどのところに国境線がある。

 

(猫は殆どシティ派。手で水をしゃくって・・・)

(その手を舐める。二度手間。清潔好きなのか?)

 

※札幌の羆襲撃事件が「アーバン・ベア」によって、だとすれば、ウクライナ戦争はプーチンによって引き起こされた。野望満足のためにウクライナに攻め込んだプーチンは間違いなく「ギャング・ベア」だ。皆気を引き締めろっ!いきなり攻めてくるぞっ!

 

★今日は夏至。北海道の日の出から日没は沖縄より5時間以上長いという。だが、冬はその反対。明日からは一日、一日、日が短くなっていく。そして冬・・。やれやれ。