【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「アネクドート」

※ある日突然、シベリア軍総司令官が声明を出した。『我々は日本国に宣戦布告する』。基地から最新鋭戦闘機が次々と飛び立つ。一時間後、総司令官は再び声明を出した。『残念ながら我々は敗北した。喜べ!シベリア地区は、日本国領土となった!』

 

※「これは、1980年代後半に旧ソ連で流行った「アネクドート」(ロシアンジョーク)だよ」と、テッちゃんが教えてくれた。テッちゃんは年商400億ほどの医療機器や医薬品の貿易会社を経営、当時はソ連(モスクワ)と日本を頻繁に往き来してた。

 

※テッちゃんによると、「アネクドート旧ソ連共産党権力に対する住民のささやかな抵抗で、ロシア人たちはモスクワの酒場で、ウオッカを飲りながら、何万にも及ぶアネクドートを披露しあいながら、日頃の鬱憤を晴らしてた」そうだ。

 

(次は320年後と言われる「ダブル食」をスマホで撮った。後世に?冗談だろっ!)

 

※今回のウクライナ戦争では、不満のはけ口になるアネクドートが殆ど聞かれない。国外脱出があるのみだ。80年代後半よりも、弾圧と取り締まりが酷くなったのかもしれない。(もっとも抑圧体制による【イワンの告げ口】がなくなったせいもあるだろう)

 

織田信長も見たと言われる「ダブル食」(皆既月食天王星が月に隠れる惑星食)を見上げながらアネクドートを思い付いた。『「プーチン辞職」、と国営メディアが報じた。すると側近が「それは三人いる影武者の一人だ!他の二人は辞めてない」と。』