【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「この世の春は?」

(2km程離れた牧場。この写真を見れば「はるになる」が正解だ)

 

※四半世紀ほど前の小学校の試験問題。「雪が解けたら何になりますか?」。ある生徒は「はるになる」と答えた。結果は×。正解は「みずになる」。現在は両方とも〇だそうだが、いかにも多様性を認めない日本教育のエピソードと言っていいだろう。

 

(福君、今年は例年よりはるかに早いねぇ。でも、今年もよく来てくれたねぇ)

 

※ほんの10日ほど前まで20~30cm程積もってた雪が、モーレツな勢いで解け始めた。ある生徒が答えたように「はるになる」ようだ。「福」(フクジュソウ)が来た。「猫」(ネコヤナギ)が目を覚ました。「蕗の薹」が去年同様、「復帰」出した。

 

 

※だが、自分の脳内は霞がかかって薄暗い。こういう状況を季語でいう「春愁」というのだろうか?そりゃそうだ。何しろウクライナ戦争をはじめ、国内外とも人間社会は負のニュースばかり。まるで凍り付いてる。世の中、何時春が来るんだ?

 

(今年の「一番蕗」が復帰)

 

※「世界終末時計」は、今年残り90秒を指したらしい。ウクライナ戦争が原因となり、去年より10秒短くなったという。「この世の春」を謳歌してるのは軍需産業だけかもしれない。まずは週末時計の針を止めねば!ロシア国民よ、まずはプーチンを止めよっ!