【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 “マインドフルネス”!

※Newsweek10月10日号の特集は、〜日本人が知らない〜『マインドフルネス』だった。副題には、“企業の研修や医療現場で導入が進んでいる仏教由来の瞑想法は本当に心と体を救うのか?”とある。聞きなれない言葉、『マインドフルネス』とは、一体何なんだろう?

※同誌は解説する。『マインドフルネスは仏教でいう「念(サティ)」の英訳で、「今ここ」に集中している心の在り方。例えば一杯の紅茶を飲むことに心を向け、香りや温度、味をじっくり感じている状態。呼吸を意識し、呼吸を通して今の状態への意識が高まる』。

※これを「ストレス低減法」として欧米に広げたのがベトナムの禅僧ティク・ナット・ハンと79年にクリニック開設した弟子のジョン・カバットジン教授(マサチューセッツ大学)。

※その実践効果は、いくつもの脳科学で解明され、今では米大手メディア「バイアコム社」や「ソニー」「ナイキ」「ディズニー」などの大手企業でも導入されてるという。
※最近“健康経営”が注目されている企業だが、導入企業は集中力向上、不安の解消などの大きな効果が科学的に証明されてるという。また、他の各分野でも効果は報告されてる。
※例えば子供の肥満低減、うつ病患者の再発リスク低減、教育現場…分野は限りなく広がる。マインドフルネスは脳科学であり、生き物は「脳」を中心として生きてるからだ。

(昨年、入院中に姪が差し入れてくれた本。「マインドフルネス」の実践本だ)
※実は「マインドフルネス」の素とも言える「TM(Transendental Meditation)」(超越瞑想)という瞑想手法があった。提唱者はインド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギ。
※彼はTMを、宗教じゃなくココロや脳をコントロールするテクニックとして提唱した。コチラも各種の実験で効果が証明され、“ビートルズ”は何年間か彼の所に滞在してから♪ヘイジュード♪の発表など、音楽性が激変したとされてる。

(お前も、ここんところ随分変わったね!)
※もうひとつ例を挙げれば、マハリシは30年ほど前のある1日、世界各地で数万人規模の実践者を同時間に一斉瞑想を実施させ、その日の凶悪事件の発生を世界全メディアから拾い上げるという壮大な実験をした。
※翌日の新聞記事や各種ニュースをチェックした結果、世界中の犯罪が著しく減少したことが有意差をもって報告された。

その絶大なる効果が、社会学者たちの分析で科学的に証明されたことで、社会学関係者の間では大いなる話題となった。この不思議な現象は、TMの“1%効果”として各分野で驚異的現象として受け入れられたそうだ。

※さて、総選挙だ。日本人は何を選択するのか。最終的に憲法9条の廃棄を画策し、原発再稼働を推進、加計問題、森友問題をチャラにしたい一派か、それともその反対派か?

(いやぁ、驚きだ!レンゲツツジはもう冬芽を出して次の時代の準備をしてる)
※TMの1%効果は、ビジネスや町おこしでも証明されてるという。人口1000人の町で10人の人が、真剣に動けば町は変わる!この1%効果を信じて、総選挙を迎えたいっ!