【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「倹約と、節約と」

(今年もタイツリソウが咲いてくれた。ありがたや) ※貧乏だった。「倹約しなさい」が母親の口癖だった。そりゃそうだ。疎開先で結核の夫と二人の子を抱え、夫の希望退職金だけで生活してたんだから、貧乏は当たり前だ。が、不思議と我が家が貧乏だとは思わ…

「感字」

※それにしても日本語はよくできてるな~、と思う。「漢字」を「感字」と置き換えたいくらいだ。例えば「薫風」。広辞苑で「かおる」を引けば「薫る・香る・馨る」の3文字が。『よいにおいが漂う。におう。つややかな美しさ』とある。それを風が運ぶ。 (シ…

「“A愛”になるのか、”A哀”になるのか」

※ここんところ「ChatGPT」(「○○を教えて」と頼むと、即座に答えてくれるAI型のソフトのこと)が姦しい。大学生の論文や自治体や企業の書類整理など、活躍の場は無限だという。横須賀市の実験では、開催イベントのキャッチフレーズを数秒で30案、提示したそ…

「生き急ぎ過ぎてない?」

※まさかウチのエゾヤマザクラが、ここまで生き急いでるとは思わなかった。ま、他所では朝「開花宣言」が出てその日のうちに「満開宣言」となったことは聞いてたけど、まさかウチのエゾヤマザクラがねぇ・・。記録を追ってみた。 (5月1日。まだ蕾だが今に…

「白茶緑紅茶地帯」

(紫蝦夷ツツジが咲き始めた。福寿草の後にやってくる第2の春の使者だ) ※この文字の並びを「道東の季節」、と読み取った人は流石だ。地付き娘のミーちゃんは言った。「ここいら辺は色で季節を分けられるのよね」。つまり辺り一面真っ白の新年→雪解け後の枯…