【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

♪ふるさと♪もそろそろ霜か

※【①古くなって荒れ果てた土地。昔、都などのあった土地。古跡。】これが、広辞苑の最初に出てくる「ふるさと」の解説文だ。モチロン➁には【自分が生まれた土地。故郷。郷里】③には【かつて住んだことのある土地。また馴染み深い土地】が出てくる。

 

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※信州小布施に住む実家の姉から、久し振りに電話があった。「栗、送ったからね。でも宅配業者は、届ける日を約束できないって。台風の影響で・・」。甚大な被害が予想されてた台風19号上陸2日前のことである。栗が届いたのは台風が過ぎて3日経った16日だった。6日かかった訳だ。

 

 

※信州千曲川決壊の被害ニュースは、今も続いてる。大被害を受けた地域は実家のある小布施町の対岸、穂保、赤沼、長沼などだ。小学校唱歌♪ふるさと♪の作詞者「高野辰之」の実家からすぐそばである。実は過去に何度か氾濫被害を受けていた地域でもある。今回は北陸新幹線車両基地があったことからニュースが一段と大きくなった。

 

※小布施も被害が続いてる。決壊側にある下水処理場が冠水して下水処理ができなくなったためだ。現在は仮設ポンプで何とか処理しているようだが、トイレや洗濯水、風呂などの下水をできるだけ流さぬよう規制があるため、苦労してるらしい。

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※「拾われぬ栗の見事よ大きさよ」俳人小林一茶は、小布施の栗を前にしてこの句を詠んだ。それから150年。東京一極集中の繁栄を目指した日本の「ふるさと」は、150年後、どうなってるだろうか?

 

 

広辞苑の解説、①のように荒れ果てた土地になっていないだろうか?人口減少や人手不足が招く、離農や棄農は「外国人技能実習制度」やAIだけで解決できるんだろうか?

 

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※「ふるさと」の苦悩や名産の栗を見る度、♪ふるさと♪のメロディーと歌詞が頭の中に溢れて、センチメンタルになってくる。ま、政治家達は殆ど2年後の事しか考えてないだろうが・・。コチラは今年初霜が降った。♪ふるさと♪も霜が近いだろう・・・

 

「エッ、見た目が9割?」

※「やっぱり見た目が9割」(新潮新書刊:竹内一郎著)が売れてるそうだ。が、「キノコマニア」や「山菜採り」に言わせれば「それは違う!」ということになりそうだ。

 

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(毎年同じ場所に生えてくるが、食したことはない)

 

※上の写真は、ヒトヨタケ科のキノコ幼菌「ヒトヨタケ」。成長後、一夜で黒インクのように溶けてしまうのでこの名がついたが、このキノコが幼菌時には、美味な「食可」と思う人は少ないだろう。まして、黒インク状に溶けたものなど見たくもない!

 

※下の写真だって「食可」と思う人は殆どいないだろう。が、「食」に分類されてる図鑑もあるのである。モチロン、いかにも毒々しい「ベニテングタケ」などは別にして、キノコなどは意外に見かけによらないもんだ。

 

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 (モエギタケ科ツチスギタケ。炒めれば何とかなりそうだが、注意を要しそうだ)

 

※人だって「見た目にゃ依らない」んじゃないか?坊主頭のいかにもやくざ風が、意外と優しい男だったり、パンチパーマの強面が人情家の経営者だったり、美人が冷酷な殺人者だったり・・・。前述の本には「人は見た目が9割」というシリーズもあるらしいが、本当にそうかいナ。そんなに「見た目が」信用できるんかいナ?

 

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台風19号の強風に耐え抜いたヤマブドウの葉。来年は植え替えねばなるまい)

 

※見た目のいい政治家が裏で隠蔽、贈賄、疑惑の元締めだったり、「モリカケ男」だったりする。考えてみれば近年の政治家でいかにも悪人相は少ないような気がする。

 

※ことに政権幹部にはその手が多いが、これは時代だろうか、それとも任命者の傾向だろうか?「人は見た目が9割」は絶対違う、と断言しておきたい。キノコと同じだ。

 

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 (台風一過。まだ強風は吹き荒れてるが、空は何食わぬ顔した抜けるような蒼空)

 

★故郷信州小布施が、千曲川の氾濫に見舞われた。より被害が多かったのは千曲川対岸一帯。北陸新幹線車両基地が冠水し、周辺に設置されてた広域浄水場も冠水。生活用水の処理が難しい局面を迎えてるという。収穫期を迎えたリンゴの被害もさることながら、地方経済は相当打撃を受けそうだ。

 

★小布施のみならず、被害は列島広範囲に及んだ。被害者と被害地域の皆様に心からのお見舞いを申し上げます。北海道は強風が吹いただけ。申し訳ないような気もします。

 

「真弓」

※元阪神タイガースで大活躍し、監督にもなった選手の名前じゃない。キャバクラのお嬢さんの「源氏名」でもない。純粋に植物の名前だ。

 

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※「真弓(マユミ)」。日本全国の山地に自生するニシキギ科の落葉樹。枝には柔軟性があり、よくしなる。弓(丸木弓)の材料になったことから「真弓」と名付けられた。「真」(最高)の(高級な)「弓」というわけだ。

 

 ※今の季節、当地では、国道や道道の脇に華やかに、壮大に実を付けており、道路はまるで、歌舞伎の花道のような風情になる。この実に引き寄せられて冬が来る。が、色香に惑わされて、実に毒性のあることを忘れちゃならない。

 

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那須与一源平合戦で引いた弓は、この「真弓の弓」だったと言う。まあ神話に近い伝説ではあるけど、しなやかに、強く、遠くまで、しかも正確に、毒をもちつつ現代社会混沌(カオス)の根源を正確に射貫く「真弓」はないものだろうか?

 

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(ダリアのようなまん丸な心の在り様も、カオスを防ぐにはいいのかもしれない)

 

※一縷の望みは、政治家や企業家、制度などに頼ることじゃなく、実は身近にあるのかもしれぬ。そう、それぞれの心の中に、だ。「真弓」の枝の芯のように、決して折れない、しなやかな心の中に・・・。

 

 

 

 

「Oh!脳」

※愛猫クルルは最近、「アニマルニャン3きょうだい」を手に入れた。遊び仲間の人形である。写真の左から、長男の「ムサニャン」長女の「モモニャン」次男の「モグニャン」である。遊び仲間なんだから、誰とも対等に遊ぶと思ってたのだが、これが大違いだったことが分った。

 

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(左が長男「ムサニャン」、中央は長女「モモニャン」、右が「モグニャン」)

 

※彼が最大に仲良くなりたいのは長女の「モモニャン」。「モモニャン」とは、投げたり、パンチを浴びせたり、噛みついたり・・・30分もの間狂ったように一人遊びする。

 

※だが、長男のムサニャンとの遊びはすぐに飽きてしまう。次男に至ってはほとんど無視だ。洗濯挟みに綿のあんこを入れ、端布を被せた、似たような人形なのに一体何が違うんだろう?大きさ?色合い?生地の感触?作り手の臭い?ワカラナイ!

 

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※考えてみれば人間にも似たようなことがたくさんある。食べず嫌いだったり、見ただけで気に入らない他人。さらには人間同士の相性・・・。なぜ、見たことも会ったこともないのに、稀勢の里が嫌いだったんだろう?なぜ妙義龍が好きなんだろう?そして会ったことも、話したこともないあの「この道しかない男」をなぜ大嫌いなんだろう。

 

※人間の脳は誤解を恐れずに言えば大ざっぱに三層に分かれていると言う。生命維持装置である「恐竜の脳」、感情などを司る「哺乳類の脳」そして言うまでもなく論理や理性をコントロールする「人間の脳」だ。

 

※クルルの脳は、明らかに「恐竜の脳」+「哺乳類の脳」、それに多少の「人間の脳」も混ざってるように思う。ただ、なぜ「モモニャン」だけに関心が強いのか、外は対象外なのか覗いてみたい気がする。きっと祖先のDNAを何か引き継でいるんだろう。

 

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(あまり好きじゃない、次男モグニャンを首輪に付けられて迷惑そうなクルル)

 

 

※そうそう、脳を覗いて見たいと言えば、「タマネギ男」ならぬ、疑惑だらけの「モリカケ男」も然りだ。ドロドロに腐りかけた「おじや」のような脳細胞の中に「隠蔽」「嘘」「見栄」「策略」「媚」「嫉妬」「傲慢」「揉み手」「名誉欲」「トランプ腰巾着」「プーチン下僕」・・・いろいろな文字が沢山、それもぐちゃぐちゃに混じって、複雑に絡みついているに違いない。いやはや、叫びくなりませんか?「Oh!NO!」

「ああムジョー」

※恥ずかしながら、平家物語の「“諸行無常”の響きあり」を「“諸行無情”の響き」とカン違いしてた。それもだいぶ年齢が行くまでだ。ヴィクトル・ユーゴーの「ああ無情」(レ・ミゼラブル)と同じ「ムジョー」と思ってたのだ。

 

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セイタカアワダチソウの群落。まるで菜の花畑みたいだ。)
 

※「無情」が「無常」と分った時から、物事の見方は全く変わった。確かに「諸行無常」、一刻たりとも同じ状況はない!今回救急搬送されたことで、改めてそのことを確認できた。”諸行無常”は己がカラダの中にあるではないか!

 

※よく、「人体は百万の化学工場を保有している」と言われるが、一瞬たりとも百万の化学工場が同じ状態なことはあり得ない!そういう目で見れば、我々は常に“無常”に取り囲まれながら、弥次郎兵衛のように何とかバランスを保ちながら、生きてることに気付く。

 

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(見た目は可愛いが、根から毒を出してススキなど他の植物を駆逐する。アレロパシーと言うそうだが、駆逐する他の植物がなくなると、共食いを始めると言う)

 

※モチロン、カラダの中にある“無常”は、カラダの外へと向かう。去年まで牧草が茂ってた牧場も、離農によって帰化植物セイタカアワダチソウやハンゴンソウの雑草基地になったり、またその場所にあらたな鹿牧場が拓かれたりする。

 

アメリカがTPPから離脱したりイランの核合意やパリ協定から脱退したりする。韓国との関係が悪化したり、千葉県が台風の大被害を被ったり、消費税が上がったりする。まさに“諸行無常”そのもじゃないかっ!

 

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帰化植物、ハンゴンソウの群落)

 

※北海道じゃ、もう初雪が降った。高山では積雪もあった。秋をふっ飛ばして、いよいよ冬将軍がやってくる。気候も「無常」だ。だが、こうなると「無常」がセンチメンタルな「ああ無情」でもいいような気がしてくる。

 

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(よく見かけるが、繁殖力は強い)

 

★恥の上塗りをもうひとつ。小学唱歌、♪夕焼け小焼け~の赤とんぼ~ 「オ」われて見たの~は~ いつの~日か♪の一節だ。“負われて見た”を、“追われてみた”と思ってた。何故赤とんぼに“追われて”みなきゃならないんだろう?カン違いの「ああ無情」!

 

★皆さん、暖かいメッセージをありがとうございました。幸い大事に至らず、脳の血流量を上げる服薬で快方に向かってます。フラツキは大分治まってます。いずれにせよ感謝!です。

 

 

♪かっけー♪

※「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という言葉がある。芍薬も牡丹も共に美しい花、百合は清楚な花であることから、美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容する言葉である。

 

 ※一方 、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花などといえる女性は、この世にどれほどいるものだろうか」 という皮肉な意見もあるいずれにせよこれは男の目からの見方であり、かつての男たちは自分たちの理想の美人像をこの言葉に託したんだろう。

 

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( 英語名「Tiger Lily」オニユリ、もしくはコオニユリ。強そうで「かっけー」)

 

花言葉は「純愛」「愉快」「陽気」「賢者」などのほか、「富と誇り」さらには「嫌悪」などと言うものもある。食用として栽培されるので球根は食べられるが、百合の中には猫などにとって猛毒のものもあるという。

 

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 (「歩く姿は百合の花」はきっと白百合のことを言ったんだろう)

 

※さて、このかつての男たちの美意識を現代の若い男たちに言わせれば、「○○さん、かっけー」という言葉になりそうだ。「かっけー」は「格好いいっ!」が変化した言葉だそうで、「スバラシイっ!」という『憧れ』の気持ちが入ってるらしい。そう言えば、スポーツ選手の美技や超人的な記録にも使われるし、アイドルなどのステージを褒める時にも使われる。

 

※そういう意味では「かっけー」は「ピジン語」かもしれない。「ピジン語」とは、『異言語の話者が接触・交流して生まれる混成語。母語とする話者を持たず文法が単純化、語彙数が限定される傾向がある』と、広辞苑にはある。敗戦後75年、若者世代には母語(日本語)とアメリカ語がすでに混合してるのかもしれない。

 

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(ダリアも今の季節、「かっけー」だ)

 

※だとしたらスポーツ選手や芸能人の噂話だけじゃなく、「かっけー」を頻繁に使って欲しい場所がある。政治廻りのことだ。あさま山荘事件以来、政治の話をする若い男は「カッコワリイ」だった。政治的な発言をする奴は忌み嫌われた。腹黒い奴だとされた。「政治屋」が汚泥にまみれた政治家を指すのは、今も同じだ。

 

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(果実酒として「かっけー」オンコ<イチイ>の実)

 

※そこで提案だ。政治に興味のある奴は「かっけー」。政治の話を頻繁にする奴は「かっけー」。政治的行動をする奴は「かっけー」。投票に行く奴は「かっけー」。

 

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 (すでに実を結んじゃったが、自生する「ウバユリ」茎高1.5m程になる。結構怖い)

 

※さらに世論づくりがお得意のメディアにも提案だ。全メディア揃って「かっけーキャンペーン」を1年間やらないかっ!大手新聞、TV、雑誌、女性誌業界紙誌、ラジオ・・何でもいいやっ!ともかく政治に関心あることが「かっけー」という「空気」をつくる。「空気」や「風」づくりなら得意中の得意でしょ?政権に寄り添う空気を醸すのはキミたちだもんね。もし、これができたらメディアも「かっけー!」