【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2020-01-01から1年間の記事一覧

「科学万能時代の聖書」

※「時間は伸び縮みする!」。自分にとっては、それが今年の実感だ。何しろ瞬きする間に365日経っちゃった。それが、加齢のせいか、コロナ禍のせいか、わからない。ただ、コロナ禍がその一端を担ったのは間違いない。なぜなら・・・ ※バラエティ番組は連日、…

「暖かな世に」

※ここんところ、寒い朝が続く。-10℃。モチロン、午後2時には冷え込みが始まり、例え床暖房を点けてたとしても、夜中の冷え込みはスゴイっ!「もう少し暖かい夜にならんかいな!」。実はスバラシイ新兵器を隣家のマダムが教えてくれた。 ※写真をご覧いただき…

「免疫力アップのバイブル」

※【いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそキリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです】(新約聖書テサロニケ信徒への手紙Ⅰ 5章16、17節 「聖書共同新訳」)。この2節に驚いた。 ※というの…

「再び、サクラ咲く」

※「今頃サクラが咲くなんて、狂い咲きだっ!」シンゾーや「スカ」は、日本中から「二がムシ」が居なくなるほど「苦虫」を噛み潰してることだろう。「ホラっ、狂い咲きはあんのヨッ!。サクラはすぐ散ると軽視した方がフザケテたんじゃないのっ?」 (自分の…

「FAKEだらけ」

※「人」と「言」を合わせれば、「信」という字になる。つまり、「人の言うことは、信じるに値する」と解釈できる。「信」は「まこと(真)」とも読むからだ。が、いつ頃からか「信」は「不信(不真)」、さらには「嘘」と変換されることが激増した。 (「ク…

「寒気」「換気」「喚起」「歓喜」

※コロナの第3波がスゴイっ!北海道では一日の感染者数が300人を超えた。もともと、コロナの“アンテナショップ”となってる北海道(主として札幌)だから、この感染者激増は、日本全国の先駆けとなってるといっていいだろう。様々な対策が打ちだされた。 ※従来…

「インフルエンサー」

※随分「思い違い」の人生を過ごしてきたと思う。何しろ、小学唱歌「夏は来ぬ」の歌詞、♪卯の花の匂う垣根に~♪を、♪卯の花の匂うか【杵に~】♪と理解してたほどだ。しかもかなり年がいくまで。「どうして卯の花が【杵】に匂うのか?」七不思議だった。 ※こう…

「一斉落葉」

※雨が降り始めたようだ。「おかしいな、天気予報じゃ星空だったのに」・・・移住1年目、急に寒くなった夜中の話だ。「サラ、サラ、サラ」。雨の音は間断なく続く。「一雨一度」(ひと雨ごとに気温が1度下がる)かぁ。「明日は寒くなるっ!」 ※翌朝窓を開け…

「ハーベスト」

※もう四半世紀近く前にもなるだろうか、多様な雑誌の発行で有名な某出版社に「新月刊誌」を提案したことがあった。「雑誌名」案は、【月刊ハーベスト】。当時、社会問題化し始めた、高齢者の激増に対応する「シニア雑誌」の出版、というものだった。 (・拾…

「クロスオーバー」

(紅葉はすでに山から里にも降りて来てる。イチイとカエデ紅葉のフュージョン) ※『貧乏な人とは、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人たちのこと』。そう訴えたのはキリストでも、ムハンマドでも仏陀でもない。世界で最も貧しいと言われたウルグアイ…

「小旅行」

※いま、世界は怒りと憎しみ、暴力に溢れてる。「不安の雲」の原因はコロナ、そしてトランプの社会的パーソナリティ障害、他にも習近平の野望、プーチンや「スカ内閣」の隠蔽体質も外せない。・・・つまり原因の多くは政治家とその支持者にありそうだ。 ※ヤッ…

「蛇穴に入る」

※「気持ちが悪い」という人も多いだろうが、実は歴とした秋の季語。【夏の間活動していた蛇は、晩秋になると穴に入って冬眠する:傍題秋の蛇】(角川学芸出版編 俳句歳時記 秋編)。 というワケで当地はもう冬の入り口。氷点下の日もあり、峠では雪が降る。 …

「冬籠り準備」

※「オクトーバーサプライズ」だろうか、5年ぶりに「エゾリス」が我が家にやってきた。発見したのは愛猫クルルである。ジッと見つめる視線の先にエゾリスはいた。動きが早い。とてもカメラはついていけない。胡桃を拾うとすぐに山へ戻っていく。 (画面の中央…

「オトナの針路」

※誰にでも「オトナになった!」と実感する出来事があっただろう。ワタクシについて言えば、「リンゴの皮を途切れずに、一個まるまる剥いた瞬間」だった。小学5年、冬の入り口と記憶してる。今でも記憶してるんだから、大した高揚感だったに違いない。 (頂き…

「二人の菅」

※「脳」というのは、新しい局面を受け付けないものだ。新聞の見出しに「首相」と出てくりゃ、即「アベ」の音が鳴り響いてしまう。ま、8年近くもそうした作業を繰り返してたんだから、当たり前かぁ。「菅」も間違える。「カン」と読んじゃう! (本州はイチイ…

「秋冷」

※20℃近い寒暖差が日替わりで続いた一週間が過ぎ、一気に例年の秋へと突入した。本州じゃその劇的変化は感じ憎いだろうが、もはや朝の窓には結露が付き、冬の入り口の気配だ。本州の晩秋に当たると言ってもいい。季語でいえば「秋冷」というところだ。 (野生…

「本音」と「本心」、「検証」

※それにしても、自分はどうしてここに居るんだろう?いやなに「記憶がございません」ので、出自と履歴を知りたいのだ。が、自分を可愛がってくれるヌマピーにもその「検証」は容易じゃないだろう。何しろ「戸籍謄本」や「公文書」が残ってないのだ。 (当地…

「数字」

※8月28日。「北海道のへそ」富良野では、観測史上最高の35.3℃を記録した。全道でも173観測地の点のうち98地点が「真夏日」モチロン阿寒もそのひとつになった。久々に一日中、扇風機が大活躍。が、翌日、ストーブと同居するとは想像だにしなかった。 (前日は…

「ネーミング」

※写真は今から20日ほど前に撮った写真だ。「ミヤママタタビ」というマタタビ科の葉。ピンクと緑の2色で構成される不思議な葉だ。例年だともっと鮮やかなんだけど、今年は観察がチョッと遅かったので、褪せて虫食いだらけになっちゃった。 ※それにしても、当…

「収穫」

(男爵芋はユリやその他の草木と同じ場所で育った) ※もう35年以上前になるだろうか、一篇の短編小説がハヤカワSF新人賞を獲った。作者は「半村良」。後に「妖星伝」など、一世を風靡することになった小説家である。1933年生まれ。彼はこれがデビュー作とな…

「目的=増殖」

※感染症が流行する度に、思い続けてた疑問がある。「ウイルスの目的は何なのか?だって宿主の中で増殖し、宿主を殺しちゃえば間違いなく自分たちも死を迎えることになる。自死を目指して増殖してるのはヘンに思わない?」 ※その疑問に何十年ぶりに答えが出た…

「犬3%、猫4%」

※7月29日付けの道新で気になる記事を見付けた。全国のペットを飼ってる皆さんにも、恐らく興味を持っていただけるニュースだろう。「新型コロナは、ヒト→ヒト感染はだけじゃなく、ヒト→ペット感染、もしくは、ペット→ヒト感染はないのか?」 (クマのマルち…

「ゴウトウ・トラブル」

※立秋よりも遥かに早くコスモスが咲いた。少年期、夏のおやつだった夏桃も数個の実を付けた。今年初のアゲハも飛来した。ウレシイほどの自然謳歌なのに頭が靄ってる。・・反対多数を押し切って強行された「go toトラベルキャンペーン」のせいだ。 ※「トラベ…

「紅一点」

※「ヒグチはスゲエよなぁ、期末テスト、イチバンだったらしど!」評判になったのは、男子生徒50人のクラスの中にたった一人在籍してた女子学生。特別美人じゃなかったけど、一人だけの女子。学力優秀。当然、目立つ。誰かが言った。「紅一点だ!」。 ※辞書を…

「新しい日常」

※このところ世界中で盛んに「コロナ後」が取りざたされてる。日本においても「新しい日常」なる、フシギな言葉が生まれてきた。「何が新しい日常」なのか?東京都では「手洗い」「ソーシャルディスタンス」「NO3密」など新しいルールを作ったようだ。 (菜の…

「『記憶力』と『忘却力』」

※三月ほど前から、3年ぶりにウォーキングを再開した。と言っても、「散歩」と言うほうが的確かもしれない。。何しろ片道1㎞を20分・・大股・速足の「Walking」とは程遠い。それでも、躓いて転びそうになったり、脹脛が吊ったりする。 ※やれやれ、これが加齢…

「人口減少時代」

※加藤登紀子が♪知床~の岬に~♪なんて♪知床旅情♪を歌ってた頃、日本の人口が減っていく・・・なんて思いもしなかった。もう少しイマジネーションを働かせればすぐに思い当たったことだったのに、だ~れも想像だにしなかった。 ※いや、だ~れもというのはチョ…

「非接触時代」

※「北海道に梅雨はない」と言うイメージが日本中に定着してる。が、実態は違う。北海道にも「蝦夷梅雨」という列記とした梅雨がある。“冷涼””湿潤”雨模様の日が2週間も続く。間違えると植えたばかりの作物は、霜に焼かれ、全滅することになる。 (いとやんご…

「連帯のパンデミック」

※ん~ん、緊急事態宣言解除後、ダラダラと長梅雨のように感染が続いてるなぁ。もっとも世界を見回わせば、ブラジルやインドなど、恐怖の大爆発が起こり始めてるみたいだ。一体何時までこのニュースがTVを独占するのか?オリンピックは開けるのか? (迂闊だ…

「分断」

※・秋田蕗持ち来る人の顔見えず (詠み人知らず) (葉の直系1.2m) この句は秋田蕗の大きさを詠んだいい句だと思う。秋田蕗は、秋田に自生したもので、葉の大きいものでは直径1.5mにもなる。北海道に自生するのは基本的に秋田蕗だ。 ※が、秋田蕗の世界も単…