【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

2020-01-01から1年間の記事一覧

「サバイバル」

※それにしても何だねぇ、植物も生き残ろうと必死なんだねぇ。多年草も毎年様相が違うもんねぇ。パンジーは数を減らしながら先祖返りしてスミレに戻り、タイツリソウも何とか芽を出す。オンコ(イチイ)は、余計な枝を枯らして新芽に次代を託す。 (今年もサ…

「蝦夷桜冷え」

※寒いっ。この1週間ほど、最低気温は2℃ぐらい。最高気温は7~8℃だ。東京でも4月上旬並みの寒さと聞いてたが、コチラの気温は東京の真冬に当たると言っていいだろう。楽しみにしてた水仙は一輪しか咲かない。エゾヤマザクラは茶色に変色してる。 (手前の茶色…

「花鳥山菜色トリドリ」

(見えにくいが画面中央にヒヨドリがいる) (桜前線終着駅のチシマザクラ) (ニリンソウ) ※重~い気分で目覚める。黒川検事長に端を発する定年延長問題のせいだ。胸の中にドロリと溜まる汚物液体が心を壊しそうだ。が、カーテンを上げると、気分は一転す…

「テレビっ子の”春光苑”」

※おい、おい、そこどいてよ、クーちゃん。ニュース見れないじゃないか。それにしても変だなぁ、テレビにゃ殆ど興味がなかったのに、緊急事態宣言辺りから急に見るようになったねぇ。何があったんだい?しかも初めは動物番組ばかりだったのに、今じゃニュース…

「巣籠りジンギスカン」

※ともかくこんな時代だ。何に楽しみを見付けるか?時代に置いてけぼりを食った老爺 には、テレビのほか死ぬまでに3000食ぐらいしか残ってない食事しかあるまい。そこで恰好の食事を見付けた。北海道名物「ジンギスカン」だ。幸いSattちゃんから貰った大量の…

「運び屋にはならない」

※イギリスの進化論学者「R・ドーキンス」は、著書「利己的な遺伝子」で主張した。【我々人間を含めた生物個体は遺伝子が、自らのコピーを残すために一時的に作り出した「乗り物」に過ぎない】つまり、我々は次代に遺伝子を運ぶクルマ、というわけだ。 ※だと…

「ゴテゴテ」

※実際の音を真似て言葉とした語を「オノマトペ」という。例えば「さらさら」「ざあざあ」「わんわん」などがそれ。言ってみれば「擬態」語や「擬声」語である。 ※「ヘラヘラするんじゃね~よ」とか「ザラザラするね、この味」など、我々はしょっちゅう使って…

「行動変容」

※ウレシイことに例年通りアイヌネギ(ギョウジャニンニク)が芽を出してくれた。今年も本格的な春到来、阿寒冥利に尽きるのを感じるのはこれからである。だが、今年は異変が迫ってるような不気味さを感じる。例年になくエゾシカの痕跡が色濃いのだ。 ※この数…

「半ちく」

※「ここいらにゃ12種類の柳があるのさ」。かつて営林署に勤めていた古老は言った。移住したての自分には「チョッとした驚きだった。柳の木は夏場のユウレイ背景に描かれてる「枝垂れ柳」しか知らなかったからだ。 (これらの写真は同じようなヤナギの花だけ…

「桜隠し」

※先週火曜日にまた5cmほど雪が降った。歳時記を見ると、この時期の雪を「忘れ雪」とか「雪の果て」とか言うんだそうだ。つまり、今季最後に降る雪、ということらしい。本当にそうなるのだろうか?「いやいや、そうはならん」という声もある。 ※各種の「自粛…

「一気呵成」

※土地に暮らす人の経験はスゴイ!「お彼岸の頃、大抵もう一度大荒れが来るんだわ!」。移住したての頃の義妹の言葉だ。その言葉通り、春分の日、暴風が吹き荒れた。そして暴風が収まると、その後を追うように一気に「福」が来た。 (雪が去ると「福」が来る…

「“ドカ雪”のち“大雨”」

※表題は、先々週の金曜日から先週の火曜日までの5日間の気象現象である。しかも両方とも【警報】だった。移住以来、初めての経験だ。「暴風雪警報」「大雨・洪水警報」「コロナ警報」と来れば、もはや「引き籠り」しかあるまい。 ※が、一帯の情況はどうなっ…

「色いろいろ」

※氷は「氷という一種類」と思ってはいないだろうか?実は最新のデータでは氷は17種類もあるんだそうだ。中には「熱い氷」もあるそうな。水の成分やら、生製過程での圧やら、科学的に難しい分類は別にして、日常生活の中でもいろいろな氷を体験できる。 (暴…

「上級国民?」

※立春からほぼ一か月経ったが、-10℃近い朝が続く。真冬日も相変わらずだ。長期予報じゃ「3月は平年より高めの気温」というのだが・・・。寒いっ! ※しかも、雪の原野はコロナに蹂躙されてる。全国最多の77人が北海道の感染者。死者も3人出た。釧路でも6人(…

「アンタがたのソバがいいっ!」

※なんとまぁ、間が悪い。よりによってこの日に雪とはっ!窓を開けると13~15cmは積もってる。夜中からは雨の予報だったのに・・。急いで雪搔き準備に取り掛かる。午前6:00。業者の重機が来る前に車周りやらデッキやらの雪を押し出しておかねば・・。 ※今日は…

「かお」

※広辞苑で「かお」を引くと、二つの漢字が出てくる。「顔」と「貌」だ。このふたつの文字の違いに、はっきりした定義はない。「顔つき」なんてのもあるが、「顔貌」(かおかたち)・・・『顔の様子。顔つき』などとなれば、定義は殆ど不能だ。 (一緒に住み…

「オイラはどこに居るでしょ~か?」

※オイラはカメレオンとか蛸とかじゃない!だから擬態なんてできるワケがない。でも時々、背景の中に溶け込んじゃうことがあるみたいだ。ことに、この白い裏ボアのヤッケの中にいると見つけ憎いらしい。白いシーツの上もそうらしいけどね・・・。 ※オイラはこ…

「もうひとつのブリザード」

(家の窓から。除雪作業員と目が合う。思わず「お疲れさま!」) ※1月31日、猛吹雪が道東及びオホーツク地方を襲った。しかも珍しく日中の降雪。気温が高いせいもあって、トンデモナク重い雪。重機1台だけでは押せない。2台の縦隊でやってきた。やれやれ、今…

「化かされてる?」

※盛大な饗宴があったに違いない。今季初めてのドカ雪があった翌朝、庭に今まで見たことのないような「我が家の地上絵」が描かれてたのだ。こんな奔放な地上絵(足跡痕)は今まで見たことがない。 ※最初は酔っ払いが歩き回った痕かと思った。が、足跡痕は山か…

「ふたつの“むち”」

(活火山「雌阿寒岳」。中央から白い噴煙が上がってる) ※年が明けてからはや、3週間。遅ればせながら、本年もよろしくお願いいたします。今年は思ったよりもはるかに暖冬、小雪、自分にとってはウレシイ限りだけど、除雪・排雪業者は大変だ。世の中、複雑な…