【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「1600万人の"春”」

(エゾツツジ。最近あまり見書けなくなった)

(昔、♪つくし、つくしの尽くしん坊♪というTVドラマがあった。それを思いだす)

 

※「鼠算」は、小学生の頃に学んだ。「猫算」は30代半ばで知った。「人間算」を知ったのはつい3年ほど前、歴史学者「ユヴァル・ノア・ハラリ」の著書で、である。彼は「フビライ・ハン」の遺伝子を持った現代人の人数を、1600万人と推定した。

 

 

※彼が言いたかったのは、「人類は、大量殺戮や虐殺を繰り返してきたにも拘わらず、わずか800年程で、たった1人の遺伝子が1600万人にまで増えた」ということだろう。(5年程前のデータなので、今では1700万人位になってるかも)これにゃ鼠も猫も吃驚するだろう。

 

(愛好者は「もう旬は過ぎてる」というが、ペペロンチーノにはこれくらいがいい)

(一週間前には蕗の薹だったが、一週間で若手の蕗になった)

※エゾツツジが咲いた。土筆が頭を持ち上げ、ニリンソウも可憐な花を開いてる。アイヌネギ(ギョウジャニンニク)は、はや、ちと遅いかも。ふと、自分にフビライの遺伝子が入ってるかも、と思う。何しろ1600万人だもの。‥としても、春は爛漫、幸せだ。

(ウチのエゾヤマザクラは明日開花宣言が出るだろう。予測より1週間早い)

                  ★

※植物の生命力は凄い。が、サピエンスの生命力はそれを遥かに凌駕する。協力と競争と突出した言語伝達   能力のお陰だ。が、傲慢に振舞ってると何時か神から、地球から、宇宙から、鉄槌が下されそうな気がする。