※なんとまぁ、間が悪い。よりによってこの日に雪とはっ!窓を開けると13~15cmは積もってる。夜中からは雨の予報だったのに・・。急いで雪搔き準備に取り掛かる。午前6:00。業者の重機が来る前に車周りやらデッキやらの雪を押し出しておかねば・・。
※今日は⒑:00頃から今年最後の「阿寒蕎麦打ちの会」だ。それも、会場となる店は今回が最後だという。是が非でも参加せねばなるまい。幸い、除雪の下準備が終わったところで、業者の重機がやってきた。これで、車が出せる。道路の除雪も終わってる。
※店のドアを開けると、すでに馴染みのメンバーが集まってた。蕎麦打ちもすでに始まってた。何しろ「挽きたて」「打ちたて」「茹でたて」。美味い蕎麦の三原則が、ここにはある。さらに、町内会を超えた蕎麦好きのコミュニティがここにはある。
※いつものように漬物、唐辛子、酒、合鴨など持ち寄った逸品の数々が待ち構える中で、近況に話が咲く。そのうち「へ~い、冷たい蕎麦、食べるのだ~れっ」。早くも第一弾が。ここには「冷たい蕎麦」と「暖かい蕎麦」の二種類しかない。
※続々と人が集まってきた。数えたら総勢25名。内子供が10人。今回は中学生以下の子供が圧倒的に多い。若い親が子供に蕎麦打ち体験をさせようと連れてきたのだ。子供達は4人一組でひとつの鉢の蕎麦打ちに挑む。「う~む、いい体験してるなぁ・・」。
※町おこしに成功するには「三もの」が大事だという。「若もの」「馬鹿もの」「余所(よそ)もの」の三っつだ。その意味で「阿寒蕎麦打ちの会」は、「蕎麦による町おこし」が可能なのかもしれない。
※歯ごたえ充、風味豊かな「三たて蕎麦」をじっくり味わいながら噂話に花が咲く。「そう言えば、根室で新型コロナが出たってよ」「阿寒湖も外人客多いし、出るのは間違いねぇべや」犇めき合いながら豊かな時間が過ぎていく。
(温かいソバは、合鴨入り。これが何とも言えない)
※今日ばかりは、トランプもシンゾーもプーチンも忘れる。地域情報と「三たて蕎麦」で満腹だ。店内の室温は高かったけど、屋外の気温も高かったようだ。タカシさんに車で送ってもらう道路は雪が解けてすっかり乾いてた。タカシさん、お疲れ様でした。シアワセなひと時でした。
※会長、タケシさんへ。ひと言。感謝を込めて。「信州信濃の蕎麦よりも、アタシャ、あんたがたのソバがいいっ!」
★翌日、釧路でも新型コロナの感染者が出た。三十代の主婦。パート従業員。果たして感染ルートは?市中感染?知っておきたいことではある。