【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「花鳥山菜色トリドリ」

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(見えにくいが画面中央にヒヨドリがいる)

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桜前線終着駅のチシマザクラ

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ニリンソウ

※重~い気分で目覚める。黒川検事長に端を発する定年延長問題のせいだ。胸の中にドロリと溜まる汚物液体が心を壊しそうだ。が、カーテンを上げると、気分は一転する。まるで聖水が汚物をすっかり押し流すように晴れやかな光景が眼前に広がる。

 

桜前線のゴールを果たしたエゾヤマザクラヒヨドリが来てる。チシマザクラは散り始めたが、「夏桃」の花が咲いてる。オオバナノエンレイソウニリンソウは白く清々しい輝きを見せている。ツグミも甲高い鳴き声で春を謳ってる。

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(「夏桃の花」)

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※ギックリ腰を気遣いつつソロソロと歩いてみる。鶯が例年と同じ場所で鳴いている。彼の老鶯に違いない。俳句を思い付いた。「鶯の遠音♪ソシソ♪と吾子まねる」。モチロン、散歩コースは誰も歩いてない。コロナ感染の心配もない。

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 (山から降りてくるオオバナノエンレイソウ

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(何のトリだろう?ツグミのようにも見えるが・・)

 

※崖の上から「オ~イっ」と声がした。見上げると松ちゃんだった。ピッケルとビニール袋2つを持っている。「山菜採り~っ?」。崖から降りてた彼は中身を見せてくれた。タラの芽、山ウド・・・いやぁ、山の幸一杯だ。「いるかい?」「モチロン!」

 

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※というワケで、夕食は山菜づくしの食卓となった。都市のサラリーマンが血道を上げる「人事」がここにはない。黒川も定年延長を固辞すれば、700万ツイートで悪評を晒されることもなかったろうに。ま、人間の欲望を象徴してるワケだけど。

 

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(左にある丼はミツバの鶏肉入り卵とじ)

 

※シンゾーにはもはや言葉もない。「国の破壊者」という評価が残るだけだろう。阿寒は「花鳥山菜色トリドリ」だけど、永田村は「椅子金銭面子権力トリドリ」。同じ「トリドリ」でも、「正義公正倫理正直トリドリ」をコンセプトとせよっ!

 

★と、書いた後に、検察庁法改正案の今国会提出が見送られた!「やった~っ!」世論とSNSが国を動かしたカタチだ。ただ問題は先送りされただけ。7月には稲田検事総長の慣例的定年がやって来る。

 

★ここは稲田検事総長にぜひ本当の定年まで頑張ってもらいたい。何としても政権の思惑を阻止しなければならぬ。場合によっては、もう一度SNSの力が必要な場合が来るかもしれない。その時は、もう一度今回と同じ動きをしようじゃないかっ!