【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「クロスオーバー」

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(紅葉はすでに山から里にも降りて来てる。イチイとカエデ紅葉のフュージョン

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※『貧乏な人とは、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人たちのこと』。そう訴えたのはキリストでも、ムハンマドでも仏陀でもない。世界で最も貧しいと言われたウルグアイの本大統領ホセ・ムヒカである。彼はこうも言った。『憎悪は悪。私たちを滅ぼすだけだ』。何と、人道的な発言だろう!

 

 

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※半世紀ほど前、音楽界で「フュージョン」というスタイルが一世を風靡した。(融合・溶融)という意味の言葉で、ジャズやロックなどを融合した1970年代の音楽に対して言ったものだ。「交差」を意味する「クロスオーバー」の意味でもあっただろう。

 

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ヤマブドウの紅葉。これが終わったら移住させたいと思ってる)

 

※「フュージョン」や「クロスオーバー」は、難しい時代にあっても、「いろいろあるけど一緒に何かをやって行こうじゃないか」という、意思の表れだった。それが、どうしてここまで分断されたのか?」トランプとその支持者のせいだと指摘する人は多い。

 

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(啄木鳥の仲間、ヤマゲラも「フュージョン」の仲間入り)

 

※成りあがり「スカ政権」も案の定独裁志向の牙を剥いてきた。トランプと似たかよったかの悪辣政治化だということが分ってきた。人事権を恫喝の材料にして思うように操るという、発想自体が、トランプやヒトラー習近平金正恩プーチン、ルカシェンコ、ボルソナロと同じ体質ということになる。

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※紅葉が山から日1日と降りてくる。里にも氷点下の日が増えた。が、人間と違い植物は、「自分ファースト」の主張を抑え、「フュージョン」「クロスオーバー」を保ってる。そして憎悪もしない、無限の欲もない。植物に学ぶことは多いっ!