【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

♪サマータイム♪賛成だが・・

先週在京中に「どうも東京は朝が遅い!」と感じた。800kmの移動のせい、もしくは阿寒に居る時とはあまりにも生活時間帯が違うために、体内時計が狂ったのだろうか?で、調べてみる。すると体内のせいじゃないことが分った。
今日、8月19日の日の出時間[釧路4:32][東京5:04]。何と釧路のほうが、32分も早いのである。当然、明けてくるのも早い。それも緯度が高いから、32分よりはるかに早い。だから、釧路では朝の4:00から人は動き出す。庭や畑仕事を始める。
不肖飯沼勇一だって、阿寒在住時には5:00には起きるのである。以前は8kmのウォーキングに出かけていたが、最近はその気力もなく、朝風呂に入ったり、本を読んだり、ウロウロする。新聞が来るのが待ち遠しい。ともかく朝が長いのだ。
さらに、長いと言うことでいえば、日の入りは[釧路18:20][東京18:27]と7分しか違わない。つまり、日照時間が1日あたり25分長いのである。そうなればこれはう、サマータイムの導入しかないでしょう。朝は早よから働き、夕方は早よ上がる。上がったら、子供たちと明るいうちにキャッチボールもできるし、阿寒ならすぐ近くの林に、写真のような茸を採りに行くこともできる。そして早よ眠る。働く側の体内時計にとっても、CO2削減にとっても極めて効果を発揮するんじゃないか?
「だが、人間はそう一筋縄じゃ行かない。結局残業時間が長くなるだけさ」。一方ではそういう冷めた意見もある。
札幌では、とりあえず実験的に標準時より一時間早めるサマータイムの導入実験に踏み切ったと聞く。実験結果は概ね好評のようだ。
札幌郊外に300坪ほどの土地と家を購入したサラリーマンは、「庭で飼ってる馬の面倒を夕方見れる」と喜んでいたそうだ。
個人的には♪サマータイム♪導入には、大賛成だ。だが、地域ごとに導入した場合はどうなるんだろう。二拠点生活者の自分の場合、現在は羽田から最終便17:55に搭乗すれば、19:15に釧路に到着する。つまり飛行時間は1時間20分だ。だが、導入後は20:15に到着することになるのか?飛行時間は2時間20分になるのか?また、日付変更線ならぬ、時刻変更線はどの辺りに設けられるのか?う〜む、そのあたりのフシギな疑問は残るわいなぁ。