【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

あなたはイヌ派?ネコ派?

※そう聞かれると、いつも「両刀遣い」と言うことにしてる。と言うのも学生卒業後の最初の職業は犬の訓練士だったし、カラダを壊して訓練士を諦めた後、17匹のネコと猫屋敷に住んでたこともある。
※ま、イヌ、ネコ、に限らず動物は大好き(但し、爬虫類と好戦的遺伝子溢れる一部の人間を除く)だ。だから「両刀遣い」と答えた時には「ふ〜ん、つまらん奴だな」という顔をされることもある。
※話は違うが、最近ネコを使ったCMが極端に増えてきた。CM制作じゃ「困った時には赤ん坊か、動物を使えっ!」という鉄則があるが、それにしてもネコの出演はかなり過剰である。

(何てたって愛想いい柴犬ナナ。飼い主にしか慣れぬと言われる柴犬では珍しい)
※かつてイヌの出演が優勢だった(北海道犬のお父さんは、今も頑張ってるが…)のが、なぜいま、ネコの出演が優勢になってきたのか?その理由は、視聴者のペットの飼い方変化にあるようだ。
※変化の理由として、ネコは手がかからない!を挙げられる。イヌと同居するには散歩が欠かせないが、ネコは必須事項じゃない!つまり忙しい現代人は、散歩の必要がないネコのほうが同居しやすい。
※もうひとつが、ネコはめったに吠えず近所迷惑にならないっ!排便も上手だ。従ってマンションの中に残して仕事に行っても比較的安心だ。そんなところが飼い手の安心感、ひいては癒しを誘う。

(毎日パトロールに余念ないネコ。この日は小春日和で日向ぼっこ)
※生き馬の目を抜く広告業界が、こうした変化を見逃すわけがない。と言うわけで、ネコは主役も脇役も含めて、画面にあふれ始めた、と推測できるんである。それにしてもネコは得な存在だ。
※わがまま勝手、唯我独尊。気に入らなければ飼い主を噛んだり、脅したりする。まさに家庭内の野獣だが、時には思いっきり甘えたり、擦り寄ってきたりする。飼い主はそこにメロメロになる。
※“ネコ的生き方”を出来ちゃう人がいる。わがままホーダイ、迷惑掛けホーダイだが、なぜか人に愛される人…。アメリカのポチになった「アベ組長」が、ネコに学ぶべきことはトンデモナク多いッ!