【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「【エッチャンのAI記憶力】」

※「カッ、カッ、カッ、」。クルルが山に向かってクラッキングしてる。「オイッ、オレの縄張りだぞっ!何なら捕まえちゃうぞっ」。だが、残念ながら、クルルは外に出て縄張りを主張することはできないっ!釧路の条例で猫は「STAY HOME!」だからだ。

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〔残念だけど「STAY HOME!」なんだってさ、釧路じゃ。しょうがないね)

※クルルがクラッキングする相手はエゾリスの「エッチャン」(2匹いる)。このところ毎日と言っていいほどこの「仮想縄張り争い」が勃発する。が、いきり立つのはクルルだけ!「エッチャン」は冷静だ。何しろ彼は【AI】を駆使する越冬の達人だからだ。

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(いよいよ、冬の陣だねぇ。来年は子供連れておいでよ)

 

シマリスと違って、エゾリスは冬眠しない!雪の上をもの凄いスピードで動き回る。が、決して無目的じゃない。ある場所でぴたりと動きを止め、何かを掘り出す。秋の間に埋めておいた「クルミ」だ。まさに藤井颯太の『AI将棋』並みの正確さなのだ。

 

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(無視しないでよ!)

※例えば深さ50cmの雪の上からでも迷うことなく、ピンポイントで掘りだすという。何を手掛かりにして位置確認をするのかは不明だそうだが、生物学者たちは、人類が失ってしまった生物の【AI】同様、アルゴリズム(計算して結果を出す)と指摘する。