【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「ティッピング・ポイント」

(ヒマワリが突然花開いた。が、今年じゃない。去年の9月8日の朝だ。今年は暴風雨で倒れちゃった)

 

※今まで販売不振だった靴が、なぜ急に爆発的に売れ始めたのか?爆発的感染症の素はどこにあったのか・・サイエンスライターの「マルコム・グラッドウェル」は、そこに「何故?」を感じたに違いない。2000年に同名の著書を上梓、ベストセラーになった。

 

※「ティッピン・グポイント(臨界点)」を分かり易くいうと・・と解説書は書く。「蠟燭にライターの火が引火する瞬間」、あるいは「原子炉が核分裂の連鎖反応を始めた瞬間」と言う。なら、沸点や発火点のような劇的変化の瞬間と思えば理解しやすい。

(薄目を開けてたクルルが数秒後に寝落ちした。これ、「逆ティッピング・ポイント」?)

 

※少さな変化が、急激な変化を生み出す転換点・・という目で見回してみると「ティッピング・ポイント」は世の中そこかしこにある。無名のタレントが突然、爆発的人気が出、コロナが爆発的に広がる。あるいは、今夏のような未曾有の気候変動が起こる。

(植物はアナログと思ってたが、実はデジタルな部分もある。人間の脳のように)

※裏山が急に鬱蒼としてきた。これも急激な転換点なんだろか?20年程前、海洋学者は警鐘を鳴らした。「海洋深層水の水温が上がると、地球は破滅する」・・・そう、いま地球は悲鳴を上げてる。『オイラ、もうティッピング・ポイントの序章だぜいっ』