【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「驚ろ木」

※「ド根性」を発揮する野菜は結構多い。ニュースで観た国道中央分離帯生えてた西瓜もその一つだ。廃ガスだらけの中央分離帯に、大きな西瓜が育ってた。まさに「ド根性西瓜だ」。その意味じゃウチの「ヤマブドウ」も「ド根性」もの、と言えそうだ

※7~8年前、何処からかふらりとやって来て根付いたこのヤマブドウ、毎年冬前には邪険に蔓枝を切ってた。ところが、翌春になると毎年息を吹き返し、モーレツなスピードで蔓枝を伸ばしてくれる。もはや邪険にはできない。で、今年は棚を作ってあげた。

(気づいたらヤマフジも蔓を切ったのに再生、小さな花をつけてた。狂い咲きでもある)

 

※その棚が夏場の暴風雨で壊れた。仕方ない。少し早めだが、またも邪険に蔓枝を切るしかない。泣く泣く切った。が、なんと!一週間もすると切り株からの再び芽吹く幼葉が!何という生命力。まさに「驚き、オドロ木、ブドウの木」、素晴らしい再生力だ。

(太平洋の海霧が押し寄せてきた。人類が見通しの効かない濃霧注意報にならないよう祈る)


立憲民主党の新代表が野田佳彦元首相に決まった。政権交代後、没落一途の野党第一党。ぜひウチのヤマブドウを真似て、混乱を露呈する「自分党自民党」に代わる政党へと強靭な再生力を発揮してもらいたい。立憲民主党政治家に望む、数少ない願いだ。