12月28日早朝。ペッタン、ペッタン・・・餅つく音で目が覚めた。土間へ出てみると、兄さんと順ちゃんが阿吽の呼吸で搗いている。 再従兄弟達も起きてきて、3人並んで湯気が上がる臼の中を覗き込んでた。「あんころ餅をもうすぐ食べられる!」・・・もう60年も前の…
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