【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「計るだけダイエット!」

この数年、毎日朝晩、体重と血圧を測り、グラフ化してる。在京中は夜欠かすこともあったけど、阿寒に来てからは愚直なまでに励行してる。
体重について言えば、朝晩2回だけじゃなく、食事後、入浴後、トイレの後など頻繁に計測(勿論100g単位の体重計である)、グラフに書き込む。
きっかけは、2003年ごろのNHK番組「ためしてガッテン」―「計るだけダイエット」だった。同番組では「ダイエットにムリは禁物、体重を量るだけでヤセられる」と主張してた。
グラフの書き込みを通じて発見したのは、体重の日内移動の激しさだった。食事後と入浴後じゃ2kg変化するなんて日常茶飯事、トイレの前後でも500gくらい違う。夕食にご飯を抜くと、翌朝2kg以上下がることもあった。折れ線グラフは、人間がいかに時々刻々変化してるかを教えてくれた。
血圧と脈拍との関係、そして、日内変動幅も面白い。何年ものデータの平均値は、脈拍が100以上(まあ、入浴後やウォーキング後、大量の飲酒後だ)の時は低く、脈拍が90以下(目覚めたすぐ後が多い)の時、上昇することを物語っていた。まあ、動物としての人間の、当たり前な生理作用なんだけど、改めてデータで纏めてみると興味深い。緊張は禁物、血圧を下げたければ仕事をするな、と言わんばかりなのである。
「しかしなあ、人間は食わにゃ生きてけないし、緊張なくして生きて行けんだろう!ことに、血圧にゃ良くないと分かっていてもご飯に漬物は欠かせない」。リクツを捏ねながら夕食で一献!いただいた地場の漬物に箸が伸びる。う〜ん美味い!いやあ、移住希望者ご用心!血圧不安のある人は、地場の漬物にハマルなかれ!