【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 カン違い!

※9月7日は七十二候のひとつ「白露」だった。「白露」とは野の草に宿る露が白く輝く頃。秋が始まりを告げる時期のことである。それにしても美しい言葉だ!思わず秋を満喫したくなる!
※と言う訳で、久しぶりに晴れた朝、山中を走ってみた。原野に白露ならぬ、白い刷毛のような花を見つけた。初めて見た花だ。傍に近寄ってみる。蝶が何羽も狂ったように蜜を吸ってる。そうか、花も昆虫も秋祭りなんだ。

※家へ帰って調べたら、どうやらサラシナショウマというキンポウゲ科多年草。漢字では「晒菜升麻」。若い芽を晒して食べることから「晒菜」、根茎を乾燥させた生薬の「升麻」。解熱剤、解毒剤になる、と解説にあった。
※「サラシナ」だから「更科」と思ったがそれはカン違い。さらには珍しい花、と思ったのも日本中どこにでも普通に生える、とあり、これも思い違いだった。お恥ずかしき次第だ!

※翌日、2020年の東京オリンピックが決まった。日本中が沸いた。メディアでは安部首相のプレゼンテーション効果が、高く評価された。が、本当にそうなのか?「完全」に「コントロール」されて「安全」なのか?
※う〜む、彼の発言はいつも荒々しくてトゲトゲしい。挑戦的で断定的だ。自分が全てを「アンダーコントロール」出来るとカン違いしてないか?招致成功は確かにすばらしかったが、思い違いが気になるところだ!