【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

厄介者?御馳走?

※網膜に映る映像は殆ど同じであっても、その解釈は人それぞれ違ってる。例えば公園で遊ぶ鳩を見かけた時、日本人の殆どは「カッワイイッツ!」だが、アグネス・チャンは「オイシソウ!」とつぶやいたそうだ。

※その伝で、不肖ワタクシには厄介者でしかない落葉であっても、タケチャンにはとんでもない御馳走に見えるらしい。「この落葉くれないか?」と言う。腐葉土にして畑の布団にするのだという。「雨があがったら貰いに来る!」
※モチロン「こんな厄介もんで良ければどうぞ、どうぞ!」なんだが、「誰が掻き集めるんだぁ?」。ま、日ごろお世話になってるタケチャンだ。天気のいい日に掃き集めることにしよう。
※2日後、掃き集めた枯葉をビニール袋に詰めてタケチャン家へ持って行った。タケチャンは相好を崩して喜んでくれた。まさに御馳走を見る目だった。

※では、この人の目はいま何を見てるだろう。元首相の管直人氏が「原発ゼロ」主張を繰り返す小泉純一郎氏を見る目だ。かつては「厄介者」を見る目だったろうが、いまは「御馳走」を見る目になってるに違いない!