【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 ご苦労さんっ!今後もよろしくっ!

※「あぁ、こりゃどうやっても超えちゃうなっ」そう覚悟したのは釧路で買い物した後の帰り道だった。「折角その瞬間を撮ろうと思ってたのに…」。そう、車のオドメーター(累積走行距離計)は149979kmを差してた。
※「ここから家まで25kmはある。なんでカメラ忘れちゃったんだろう…」後悔は尽きない。町の入り口前でその瞬間は訪れた。150000km。あ〜あ。でも、ありがとう、よくここまで働いてくれました。感謝!です。

(帰宅したら3kmオーバーしてた。残念!因みにトリップメーターは壊れてる)
※実は、北海道の車が抱える役割は甚大である。まず、酷寒、長距離、強烈な温度差に耐えなければならない。吹雪く時は、ドライバーの命を守る役割も課される。しかもドライバーの欲求を満足させなければならない。
※こうなると、求められるのは美しさとスピードを誇ればいいサラブレッドじゃない。輓馬(農耕馬)のように頑丈で忍耐強いドライブ環境を運転者に献げる役割だ。だから、北海道仕様が導入されてるんだろう。

(寒風の中、愛おしそうに愛車を磨く近所の娘。運転時は上履きに履きかえる?)
※かつて北海道の開拓・開墾に無上の力を発揮した輓馬は、入植者や農家では家族の一員だった。力仕事や労働力を提供する代わりに、家族の一員としてものすごく大切にされた。今でもその風潮は車に対して色濃く残ってるようだ。
※不肖ワタクシの車も、多少足腰は衰えたが地球4周近く走ってくれた。愛着は深い!一方、この先どこまで一緒に走れるか…。ご苦労さんっ!今後もよろしくっ!こんな人間的感情、「アベ組長」には理解不能なんだろうなぁ…。

★先月30日夜、同居人が「シカ衝突事故」に遭遇した。幸い彼女の愛車は小破で済んだが、曰く「自殺願望のシカが跳び込んできた」と大コーフン。「シカも脚を骨折したに違いないッ!」。北海道ではこれがあるからなぁ…。運転も命がけだっ!