【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

アイヌネギ、どう料理する?

昨夜、義弟から電話が来た。
アイヌネギ採りに行くかい?」
アイヌネギは、別名行者大蒜。
北海道名物でもあり、健康の素でもある。
1日2〜3本食べ続ければ血液サラサラになると言う。
行く!と即刻答えた。朝4:00に起きて迎えを待つ。
6:00に彼は迎えに来た。「さあ、行くべ」
自宅から車で8分。林道の沢筋で車を止めると
義弟は、すぐに沢の崖を登り始めた。
昨日の大雨のせいもあって、崖はすぐに崩れ落ちる。
慣れない者にとっては、かなりの恐怖心を湧き上がらせる。
義弟は「早く登って来い」とばかりにすでに採り始めた。
どうやら実地研修のほうが早いと思っているようだ。
また、コチラの登攀技術をチェックしてもいる。
説明は、微に入り細に入っていた。
お陰で足元不如意、恐怖心、を除くとすぐに慣れた。
一時間もするとビニール袋にどっさり採れた。
アイヌネギの自生場所は、子供にも教えるな!」のだそうだ。
昔は親指ほどの太いものもあって、貴重品にも匹敵したと言う。
太陽がさす。汗を掻く。鶯が鳴いている。風が抜ける。気持ちがいい。
手に一杯のビニール袋、心に幸せ感をぎゅうぎゅう詰めて帰宅した。
さて、これをどんな料理にするのか?それが問題だ。