【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

郷里の小布施に日帰り旅

5月12日の午前3:00。ケータイが鳴った。
「あと10分で到着します!」。
急いでアパートを後にした。
今日は、郷里の長野県小布施を日帰りで
尋ねることになっている。
ケータイの主は車で一緒に行くことになっている同僚だ。
コピーライター仲間の女の子も一緒に行くことになっている。
約束の場所で拾ってもらう。
昨夜遅くまで仕事をしたのだろう、皆眠そうだ。
瞬きしたら車は妙義山の脇を走っていた。
緑が眩しい。風も薫る。
いきなり、「薫風の苦笑いせる臍ピアス」と言う句が浮かんだ。
そうだ、自分の身体を自ら傷つけるピアスはよくない!自然じゃない!
小布施に着いて、実家の寺へ。
りんごの葉は、柔らかな光に輝いている。
北信五岳と呼ばれる雄大な眺望を撮影。
改めてここで生まれたことに感謝の念が出てきた。
東京、阿寒、小布施…
どういう巡りで、こういう「三拠点生活」になったのだろう。
自分が選んだとは言え、毎月、一ヶ月のうちに
よくもまあ、いろいろな文化スピードの中に
身をおいているものだ。
こういう生活を海外と行っている人もいる。
統合失調症にならないだろうか、心配だ。