【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

樹木エネルギー!

質問です。雪解けは何処から始まるか?
「家の屋根から」「道から」「畑から」…答えはいろいろだろうけど、山中や林に限って言えば、それは間違いなく「樹木の根元から」と言える。
以前から♪何でだろ〜、何でだろ〜♪と思ってたのだが、最近馬鹿々しいほど当たり前の仮説に至った。『樹木が熱を発してるからだ!』
勿論、枝や幹が太陽を反射し、周囲の雪を解かすこともあろう。樹木の根元には太陽の熱が溜まりやすいということもあろう。
だが毎日観察してるうちに、「他の生き物同様、樹木にある“生命エネルギー”が融雪を早めてるに違いない」。そう確信するに至った。
「こりゃスゴイ、フーリエの熱伝導の法則を樹木に当てはめた!」スゴイ発見!スゴイ新説!
ご存知のように、熱は高温の物体から低音の物体に移動し、やがて平衡の状態を保つようになる。その物理法則を、ごく身近の樹木で体験してるのだ!
独断と偏見で言えば、「春を予感した樹木は生命活動を準備する→そこに熱が生まれる→結果、根元の融雪を早める」。これを『樹木エネルギー→“エネル木”』と名づけた。
う〜ん、もしかしたら何処かのキャッチフレーズに使えるかもしれない!

もうひとつ、熱に関してはこんなことも言えるのじゃないか?“情熱”のことである。
“情熱”もひとつの熱だ。熱伝導の法則で言えば、高い方から低い方へと伝わっていくはずだ。
だとすれば、発する情熱は高ければ高いほどいい。伝わってく速度も早くなるだろう。
第二回WBCでは、イチローが最も高い情熱を持ってたのじゃなかろうか?それが選手全員に伝わり、高い状態で平衡を保った!その結果、難敵を倒して二連覇という偉業を達成した。
“エネル木”も“情熱”も何処にでもあるものだ!地域差はないと言っていい!じゃあ、その素となるモノは?それは、目的を達成しようとする生命エネルギーじゃなかろうか、きっと。最近、その生命エネルギーが日本人に弱まってきてるようにも感じるけど、皆さんどう思います?