【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

パソコン・ミステリー!

夜半、パソコンを立ち上げた。いつものように、就寝前のパソコンチェックだ。
真っ暗な画面の中心に「WindowsXP」のロゴがポッカリと浮かび上がる。そして2〜3秒後に消える。次の画面を待つ。ここまではいつもと同じだった。ところがその後がこの日は違った。次の画面が出てこない。
代わりに再びロゴが浮かび上がったのである。しかも、画面の右上隅に!そして、2〜3秒後、ソイツも消えた。
と、今度は真ん中よりチョッと右へ。次は画面の左下隅に、さらに、次は中央下に・・・。
法則性は皆無、ランダムに出現しては、消えるのである。まるで、ディズニーランドのイベント紹介画面や、SFアニメのタイトルバックを見てるみたいだ。
ウチの“女シャーマン”のご託宣を思い出した。「このパソコン、意志を持ってるよ」。まさか!
でも、既定外の動きをするパソコン、こりゃただ事じゃない!驚愕しながら3分近く凝視してた。
「内部で何が起こってるんだろう」。
哀しいかな、パソコンの基礎を理解してないから、こういう現象に遭遇するとパニックに陥る。
でも、パソコンの作動について完全に理解してる人はいないんじゃないか、そんな話を聞いたことがある。「何しろ原子炉と同じように、パソコンもブラックボックスだ。ヒョッとしたら人間の出す波動と同調して・・・そんなことがあるのかも」
ジワッと出てくる汗を感じながら、呆然と画面に見入る。だがSFアニメ現象は終らない。勇気を出して「強制終了」した。
恐る恐る再起動。すると、ややあってパソコンは何事もなかったように正常に立ち上がった。ホッと一息。だが、今のはなんだったんだ!

見ると、パソコンのすぐ近くに“女シャーマン”がこさえた三輪挿しが、口をあけてる。見る角度によっては随分不気味だ!
もしかしたらコイツが関係あるのかもしれない!何しろウチのパソコンには、“女シャーマン”の名が付いてる・・・。
「しかしなあ」。後から考えると、自らの無知を超常現象に押し付けるなんて、笑止の沙汰だ。
この程度のことで冷や汗を出す自分に、喝!