【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 不撓不屈 環境適合!

枯れたものとばかり思ってたミニバラが咲いた。オドロキの限りである。何しろ零下30度近い寒さを凌ぎ、多少貧弱ではあるが、花をつけたのである。生き抜くエネルギーに圧倒されるばかりだ。
一体何がミニバラにこの粘り強さを与えてるんだろう。動物と同じように生き抜く意志を感じざるを得ない。
そういえば今を盛りと咲き誇るスミレもそうだ。移住した時にはココには一輪のスミレもなかった。2年目に何処かから種が飛んできたのだろうか、数輪可憐な花をつけた。
それがいまじゃ1000株を超える。草丈も30〜40cmに達し、お化けスミレになってしまった。しかも春から秋にかけて一年中咲いてる。これじゃまるで雑草である。
北海道の生きものは動物、植物を問わず概して巨大だ。ラワンブキなどは、茎長3mを超える。
そのうちこのスミレも草丈1mに達するエゾお化けスミレになっちまうんだろうか?う〜む、怖い想像だけどありえない話じゃないなぁ。
人間がどんどん小っちゃくなっちゃてるだけに、ふとそんな想いが駆け巡る。