【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

開花宣言!


北海道の春はいきなりやってくる。右手にサクラ、左手にツツジ、真ん中にスイセンやスミレ、シバザクラ…。
それまで枯草色だった野山がある日突然色めきたち、黄緑色が靄のように流れ始める。

(たった一輪だが開花した。開花宣言をして一献飲る)
ウチのヤマザクラも遅まきながら、5月18日、一輪が花を開き、開花宣言の儀式を行った。東京の開花宣言から46日、東日本大震災からは70日経ってる。
その間被災地では桜どころじゃない思いをしたことだろう。だが、避難所でNPO団体の主催による花見祭を開催し、復興に向けて英気を養った被災者達もいた。

(阿寒の国民休養村では、花見祭が開催中、パークゴルフと花見がセットだ)
原発事故はいつ収束するのか分からない。いまだに不安の津波が押し寄せてる列島だが、それでも自然は回ってる。
ともかく前を向いて進むしかない。そんなことを決意させてくれる開花宣言だった。
(一昨日、開花宣言の終着駅「稚内」でも開花宣言がなされ、平成23年度の日本列島のサクラはすべて開花宣言が出された)

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