【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 番外編 「二つの国立公園」!

※5月1日付の道新釧路版で「道東道阿寒インターチェンジ(仮称)、平成27年度開通」の告知ポスターが紹介された。広告主は「阿寒丹頂の里プロジェクト委員会」。コピー&クリエイティブディレクションは不肖ワタクシが担当した。
※「阿寒インターチェンジ」が開通すれば札幌とは約3時間半で結ばれることになり、釧路地域、ことに阿寒はもはや北海道の東の辺境地帯じゃなくなる。
※何よりも「釧路湿原国立公園」「阿寒国立公園」という隣接する“ふたつの国立公園”に囲まれた、日本でも有数の観光地となるのである。そこで、コンセプトを・・・・・・“ふたつの国立公園の玄関”に置いた。

(手前が釧路湿原国立公園、奥に霞んでるのが世界遺産登録を目指す“マリモ”の阿寒国立公園。ワンショットで抑えた)
※「お客様がどちらの国立公園を選ばれても、日本から失われつつある雄大な自然と生物の多様性というとびっきりの『お・も・て・な・し』でお迎えします。モチロン、両方をご堪能いただける“欲張りツアー”も満喫していただけます」というメッセージも込めた。
※ただ、イチバン熱い気持ちを込めたのは地域住民の誇りの喚起である。「ふたつの国立公園に囲まれた町なんて、日本に唯一!こんなスバラシイ町に住んでることに誇りを持ちましょう」と言うことだ。

※だからキャッチフレーズは 〜平成27年度阿寒インターチェンジ開通予定〜 『そのとき阿寒は 二つの国立公園への玄関口となる』とした。ヴィジュアルにはマイストックフォトの中から両方の国立公園を見渡せる航空写真を使った。
※制作の細かい部分にはいろいろ反省があるが、ともかくある程度話題になってもらえるとありがたい。いや、そう願うばかりである。

★本来ならばポスター原稿をアップロードしたほうがきれいだが、デザイナーの著作権もあるので新聞記事をアップロードした。