【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 ミヤママタタビの、変容ありき!

※いやぁ、ここまで幻術のように変容するとは思わなかった。なに、ミヤママタタビのことである。昨年、7月8日付の拙ブログhttp://d.hatena.ne.jp/numapy/20130708#1373231611で緑とピンクのダブルトーンの葉を持つミヤママタタビの写真を掲載した。で、今年もワクワクしながらそれを見かける日を待っていた。

※案の定、5月の中旬には緑の可愛い葉が出てきてた。が、葉は緑色だけで、ピンクのかけらもない。「さては、木を間違えたか?」いやそんなはずない!ウォーキングの度に観察してると、6月2日。緑白ダブルトーンの葉を発見した!だが昨年のピンクじゃない!

(撮影:14年6月11日  葉は緑と白のダブルトーンだ)
※はて?どうしたんだろう。緑白ダブルトーンはミヤママタタビじゃなく、普通のマタタビだ!来る日も、来る日もチェックしたが、緑白ダブルトーンは変化しなかった。半月ほど本州へ出かけた。そして帰寒後の7月12日、様子を伺いに現地へ赴くと………
※「あららっ!」。緑白ダブルトーンの葉は、いつの間にか見事に緑緋のダブルトーンにヘンシンしてたのである。いつ、どうしてそうなったのか?それはそれは見事な変容だった。が、5月中旬から注視してきた身には何か肩透かしを食った気分になった。

(撮影:14年7月12日 いつの間にか緑とピンクのダブルトーンに変容してた…騙された気分だ)
※そこには深慮遠謀なサバイバル戦略があるのだろうか、それとも周辺との関係なのか、無知にして浅学菲才の自分にはなかなか理解できない。が、結論ありきの変容には違いない!「それなら最初から緑緋のダブルトーンで成長してよ!」

※迷走風を演出しながら「集団的自衛権」が閣議決定された。そもそも「自衛権」がなぜ「集団的」になるのか?へんな日本語だが、予め「変容」ありきの閣議決定である。なぜ正面から堂々と、憲法改正に正面から取り組まないのか?ミヤママタタビの本心を聞きたい。

マタタビは猫を陶酔状体にする。が、ミヤママタタビにその力はない。もしかしたら自公政権は、国民を猫と恐れ、マタタビを振りまいてるのかもしれない。だとしたらこれからは猫派じゃなく、犬派の嗅覚に頼ったほうがいいかもしれない!
滋賀県知事選で自公推薦候補が負けた。ゴーマンな手法も敗因のひとつだと言われる。この批判を自公政権は、“コピッと”受け止めることができるのか?今後が見ものだ。