【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

ご帰寒っ!

※引き返す可能性もあった空港にやっとのことで着陸すると、そこはまだ冬だった。チリにまみれた汚らしい雪が地表を覆ってる。が、3週間ぶりの阿寒の最低気温はプラスのようだ。ということは、夜間でも雪が解けていることになる。

※目覚めると案の定、大量の雪解け水が流れ出してる。この時期、山では1日辺り10センチ程度の雪が解けるのだそうだ。40ミリ相当の雨量になるんだとか…。大変な水が流れ出してることになる。阿寒川じゃ、濁流と共にヤマメも動き始めてるだろうか…?
※それにしてもこの3週間、いろいろなことが起こった。義弟のタケちゃんが軽い脳梗塞を起こした。寡黙な人ゆえに普段は、あまり中心に座ることはないのだが、そうなってみると一族郎党、改めて彼の存在の大きさに気づかされた。

※一方、こちらはウレシイ出来事だが姪っ子が看護師試験に合格し、4年間の試験勉強から解放された。また、彼女の男児はもうすぐ”ピカピカの一年生”。小布施でも結婚式のほかに入園式や入学式、2人目の身籠り、離婚情報なども飛び込んできた。

(本来の季語の薄氷(うすらい)とは違うんだろうが、薄い氷の下を雪解け水が流れてる)
※まさに人生悲喜こもごもである。ただ、こうした身近な日常に目を奪われてる間に、何か不気味な黒い霧が空を包もうとしてるのを見逃してはならない。独裁、軍国主義を目指す一派の動きもこの3週間でさらに露骨になってきた!
※いよいよ地方選が始まる。さぁ、どうするっ?今こそ、人類だけが持つイマジネーションを鋭敏に働かせ、“正しい選択”をすることが問われている。