【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「怪奇月食」になっちゃったっ!

※半年ぶりの皆既月食だという。前回は見た記憶がないので、今回はこの天文ショーを見逃すわけにゃ行くまい!で、夕方から一杯飲りながら、その瞬間を待ってた。午後8:55分ごろそれは始まった。まさに闇に齧られるように「食」が進んでいく。

(手持ち。見事な手ブレ。かつて手持ちで撮った時はここまでブレなかったような気もする…)
※そのスピードは思ってたより遥かに早い!と、ここで頭の中の何かが脳に囁いた。「月食を記憶するか 記録するか」。コピーライターの大先輩が、キャノンの広告で造った「17歳を記憶するか 記録するか」のモジリである。
※「やはり記録するっ!だ」。慌ててカメラを取りに家の中に戻る。そしてシャッターを押す。月食はもう、あとわずかで皆既の近くまで来てる。再生する。……と、明らかに手ブレ。「シマッタっ、誰かが三脚使用必須と言ってたなっ!」

(まさに「怪奇月食」見た人は気持ち悪がるだろうけど、相当酔ってたのかもなぁ…)
※三脚を取りに再び家に戻る。が、三脚を使って撮影をしたことがない。「どうしたらいいんだっ」。それでも何とかカメラを三脚に固定し、AUTOから露出優先、シャッター速度優先…あらゆるモードでシャッターを押した。で、結果は・・・

(三脚使用。ただ、ちゃんと撮れたものは1枚もナシッ!ムリヤリ補正したら、こうなった)
※「皆既月食」ならぬ「怪奇月食」になっちゃった。ム、ム、ム…。この失態をどうするっ?…熟慮の結果スキル不足を公開し、恥を晒すことに決めた。決心の素となったのは、特定秘密保護法案へのせめてもの抵抗だっ!