【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

 「圧巻、阿寒そば!」


※さて、今年二回目のそば打ちの会である。さいわい雪は5センチどまり。気温も3℃と上がって、降った雪と凍った道路がザクザク解ける。歩き憎いが、連れ立つ友人は元気溌剌。お蔭でだんだん盛り上がってくる。そう、やはり冬のおおいなる愉しみだ。

※すでにソバ打ちは始まっていた。そば粉の香りが店内に広がってる。その香りに包まれて、そば打ちを目と音で愉しむ。シュッ、シュッ、という手さばきの音、軽いリズムのそばきりの音。一杯飲まずにいられまい。

※「昼間から遠慮なく飲めるシアワセ、希少価値の地粉を「打ちたて」「茹でたて」で味わうシアワセ。ええ、まぁ世の中何でもいいやぁ…」 時間は実に優雅に、しかもゆっくりと流れていくのであった。

※「30杯は出たかい?」会の中心となってる打ち手の長老が聞いた。「それ以上っ!」と補佐役が答える。一杯150グラムとして何と5キロ近くだ。いつも通りそば談義が始まる。この希少価値の地粉を特産品にできないか?「道の駅」で売れないか?
※ネーミングはどうする?どんな物語づくりをするか?そば談義はビジネス談義へ。そしてやがて、政治談議へと。談論風発最後は現政権の決定的批判になったのである。家に帰ったのは18:00。何と延々と7時間半のそば打ちの会だった。幸せだった!

※「来年オープンする道東高速道『阿寒インターチェンジ』に絡めてビジネス化できるかは別として、この希少価値の阿寒地粉を沢山の人に味わってもらいたい。そのためには安倍政権じゃだめだっ!」との結論に落ち着いた「圧巻、阿寒そば」でした。

★さて、またもや暴風雪警報だ。今年12回目の爆弾低気圧が10日〜11日にかけて道東に接近するという。瞬間最大風葬40メートル。多いところで60センチの大雪。が、釧路は大雨になる可能性もあるらしい。大雨なら雪が解ける。大雪よりましだ。
★そんなことを思ってたら大粒の雨が落ちてきた。積み上げられた雪が見る見る水に戻ってゆく。今度は洪水がシンパイだが、急に冷え込んで大雪になるとも限らない。明後日、飛行機は飛ぶだろうか?本州へ出発できるだろうか?
★もし飛行機が飛ぶことができたら(11日6:50現在、大雪・大雨は解除され「暴風・波浪警報」だけが残った。低気圧は居座りそうだけど、明日は飛ぶことができそうな気がする)来月上旬までブログをお休みします。
★信州小布施に帰省したり(戸隠蕎麦や富倉雪下蕎麦なんかも食えるなぁ…)、東京で友人に会ったり(友人経営のジャズライブバーも楽しみだ)、春の本州を満喫したいと思ってます。帰寒したらまた再開します。ご愛読をお願いします。
★追記になってしまいましたが、4年前の今日、ウチへ逃げてきた一族20人と一緒に食い入るように見つめてた光景を忘れられません。真黒な波が大地や家やすべてのものを飲みこんでいく様。あたかも地獄のような光景でした。まさか忘れちゃないだろうなっ、アベ君!忘れてないとしたら、キミの言葉はあまりにも薄っぺらいっ。きっと本心が憲法9条廃棄だけにあるからだろう…。