【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「権」に負けた「ペン」っ!

※このところ、週刊文春が頑張ってる。「アベ組長」にペンを振りかざしてる。献金、不倫…痛いところをちくちく刺してる。さらにたった1人の若き「子育てママ」のブログが組長の横ズラを平手打ちした。
※しかし大手メディアはまさに“忠犬ポチ”状態。ことに、この1年近くは「厳寒・酷寒・ホワイトアウト状態」と絶望してたら、海の向こうからチョッと春の光が差してきた。それがこの本っ!
※著者はニューヨーク・タイムズ前東京支局長マーティン・ファクラ―。双葉社。¥1,000。サブタイトルに『世界から見たABE JAPANの危うい正体』とある。

※帯には『右傾化する政権、監視国家化、ネトウヨ… 権力からの「圧力」に屈し、為すべき批判を放棄する大手メディア。日本取材歴20年のニューヨーク・タイムズ前東京支局長が決意の告白!』と。
※目次を上げる。【第一章 安倍政権のメディア・コントロール】【第2章 メディアの自殺】【第3章 ネット右翼と安倍政権】【第4章 権力vs調査報道】【第5章 失われる自由】【第6章 不確かな未来】【おわりに】
※筋金入りの外国人ジャーナリストが、透徹した目と綿密な取材で構成した「安倍政権」の恫喝とメディアの萎縮ぶりが暴かれてる。「アベ組長」は権力の裏でここまでやってたのか、やっぱりナッ!
※日本メディアでは週刊誌しか書かない危惧されてた事実が、濃密に書かれてる。この出版で彼は、またまたネトウヨの攻撃に晒されそうだがそれは覚悟の上だろう。外国ジャーナリズムの本質を見た。
※因みに「週刊文春」は何十件もの訴訟を抱えてるという。さて、この本を日本の大手メディアの記者達はどう読むか?政治家や自民党員は?そして官僚達は?興味深いところだ。ああ、何にも感じやしないかっ…

高市恫喝発言が何なのか、何を目指したのか?実にいろいろなことを物語ってくれた1冊だった。ところで、また「アベ組長」はダブル選挙の陰謀をめぐらしてるみたいだぞ。ニクソンみたいな奴だっ!