【スローライフ阿寒】

自然の中に置かれると人は何を、どう、考えるのか、ゆっくり対話しながら生きたい

「エナガ」

※またガラス窓にぶつかったんだろうか、小鳥が蹲ってる。あぁ、可哀そう・・・でも動いてるなぁ。近づいてみると何と「エナガだ!」。暫くは見なかったが、最近その可愛いい容姿、生態などで人気急上昇中!シジュウカラの仲間であるエナガ科の小鳥だ。

 

(「エナガ」「柄長」と書く。羽と尻尾が長く「柄杓の柄」のようなのでこの名がついたという)

(ぶつかったせいだろうか、右目が痛いらしく丹下左善になってる)

 

※慌ててシャッターを押す。レッドリストに載ってることもあって手が震える。焦る。「手当しなきゃっ!」手を伸ばして微かに羽毛に触れた。・・と、「ピッ!」という鳴き声を残して弱々しく翔び、数m先の鹿囲いネットに張り付いた。「翔べるっ!」

(写真の中央に背を向けて張り付いている。「生きる」という意思がハッキリと見て取れる)

 

※一寸前には、目をつぶってたのに・・・生き物の生命力に言葉を失った。「彼に任せよう」。窓から見てたら数分後、「エナガ」は力強いとは言えないが自力で翔び去って行った。零下15℃。何とか生き延びて欲しい。生き延びて来年は子をもうけて欲しい。

 

※今年もお世話になりました。拙ブログをご愛読いただき感謝の限りです。ウクライナ、ガザ・・人の世は荒れに荒れてます。「エナガ」も少し不安を残して行きました。来年こそ平和でよい年でありますように。人類が覚醒しますよう、祈るばかりです。

   

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※2024は正月休みをたっぷりとり、1月16日頃から始動したいと思ってます。

またのご愛読をよろしくお願い申し上げる次第です。ひと足早い年末。良いお年をどうぞ。